【閉店】広島つけ麺 ぶちうま@新橋
新橋駅烏森口・ニュー新橋ビルの斜向かいの小路のさらにまた奥。表通りに幟や看板が出ていますが、それだけでこの店を見つけるのはまず不可能。
建物と建物の隙間の奥に灯りが見えますが、それが当店。よくこんなところに店を出す気になったものです。
平日夜に往訪。先客1、後客3。店内はL字型カウンター10席で、カウンター内には若い店主が一人。
「つけ麺・1玉(900円)」を注文。0.5玉毎に50円アップする料金体系。辛さは1辛から40辛まで選べましたが、初めて辛さの程度が判らないのでお勧めの10辛に。
唐辛子がたっぷり入った練り物を容器から取り出した後、やおらつけ汁が出てきました。つけ汁は「トンコツスープ、魚介のだし汁、トマトスープの3つを合わせたトリプルスープ」とのこと。表面に白ゴマがびっしり浮いています。
麺は随分と巨大な皿で出てきました。やや細めながらごわごわとした食感でかなり堅め。薄く盛ってあるので量は大したことがありません。麺だけだと単にピリ辛なだけで単調でイマイチですが、たっぷり添えてある野菜類(茹でキャベツ、白髪ネギ、キュウリ)と麺を一緒につけ汁に絡めながら食べると野菜から出る水分によって辛さが緩和され、その代わりにつけ汁の旨味が出てきます。
つけ汁は単に辛さが売り物なわけではなく、しっかりと旨味が出ていて、しかも妙な酸味がないあたりは気に入りました。これだと最後にご飯を入れたくなるのも判ります。
ローストポーク風のチャーシューはつけ麺にはもったいないほどの美味さ。他に半熟玉子半個。
夏にはこういうのもいいかなと思いますが、コストパフォーマンスが悪いのが玉に瑕。
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