喜楽々＠東川口

　東川口駅から東へ徒歩１分ほど。土曜夕方に往訪。屋号は「きらら」と読みます。

　正面は全面ガラス張りですが、盛夏のため外によしずが張ってあります。先客２、後客１。

　店内はＬ字型カウンターが１０席程度。

　メニューが豊富ですが、夏季限定の「赤's　津軽（７００円）」を注文。茹で加減を聞かれたので「堅め」に。厨房には２人のスタッフの姿が見えましたが、揃いも揃って若者。

　名前から容易に想像がつくように、浦和レッズを応援する趣旨で生み出されたものですが、要はピリからの冷しラーメン。スープは店の売り物である焼き干しがベースなんでしょうが、唐辛子中心にピリ辛に仕上げながら旨味も相応に感じられてまずまず。見た目は真っ赤ですが辛さはそれほどでも。

　麺は細麺ストレート。堅めにしてもらったはずですが、それでもやや柔らか目。スープにかなりトロみがついているのは良いのですが、そのまんまだとスープが麺に十分に絡まず、味に濃淡がついてしまうことも。自分でよくかき混ぜろということなのかなぁ・・・

　メンマやチャーシューもスパイシーな仕上がり。メンマはともかく、チャーシューは味濃すぎ・・・

　浦和を応援してくれるのはありがたいのですが、完成度は今の浦和並み・・・

　こちらは別の日に食べた「津軽らーめん・中（６００円）」。

　表面に少々脂が浮いているものの、総じて透明度の高いあっさり醤油味スープ。表の案内板には「青森産の焼干しを使用」と書かれていますが、その香り・風味はさほどのものではなく、醤油の酸味がわずかに感じられる程度。無化調らしく、後味もすっきり。

　麺は細麺ストレート。堅めを指定しましたが、並程度の堅さ。スープが超あっさりなのでこれ以上堅くすると麺が強すぎたでしょうから、ぎりぎりの仕上がり。

　６００円と安い割にはモモ肉が数枚添えられています。若干ロースト風味でまずまず。他に刻みネギ、メンマ。

　レギュラーメニューのほうはなかなかの逸品です。