新潟L@長岡2009(下)
(新潟L@長岡2009(中)から続く)
国体が開催されると同時に、NHK大河ドラマの舞台にもなって、観光的には「盆と正月がいっぺんにやって来た」風の新潟。どちらも一過性なので、実は別々にやって来たほうが観光的にはありがたいはずなんですが・・・
長岡 17:07 (Maxとき338号 E446-17) 18:34 大宮
帰りは駅弁を買って見ました。
長岡はちょっと前までは駅弁の激戦地として有名で「野本弁当店」「長岡浩養軒」「池田屋」の3軒が覇を競っていました。しかし、不運にも中越地震以後、野本弁当店が長期休業となり(その後廃業)、さらに2009年7月には長岡浩養軒が自主廃業し、現在は池田屋が残るのみ。北越急行「ほくほく線」が出来て、上越新幹線から北陸方面在来線への乗換駅が長岡から越後湯沢へ移り、長岡での乗り換え客が激減しましたから、地震がなくても遅かれ早かれ駅弁業者の淘汰は避けられなかったと思いますが・・・
長岡駅の改札口はいつの間にか小奇麗に改装されていましたが、独立した駅弁売り場はなくなってしまい、NEWDAYSの一角で池田屋の「牛めし(840円)」を購入。駅弁売り場が寂しくなったせいか、富山の「ますのすし」も並んでいました。
新潟の牛肉なんて聞いたことがないなぁと思ったのですが、小千谷の闘牛にちなんだものでしたか・・・ 唐辛子が小袋でついてくるのは駅弁では珍しいかも。
牛肉一本で勝負というわけではなく、きんぴらゴボウも相当に混じっている他、糸こんにゃくも混じっています。全体にやや甘めの味付けということもあってなんとなくすき焼き風ではありますが、残念ながら肉がぱさついていて食感があまりよろしくありません。肉がイマイチなのを唐辛子のピリ辛でごまかしている感じ。
840円と今時の駅弁としては安いのは評価できますが、加点ポイントはそこだけかなぁ・・・米沢の実力を改めて思い知らされた次第。
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