【閉店】前略っ つけそばまるきゅう@池袋
池袋北口から「へいわ通り」を北へ徒歩10分弱。高速池袋線が迫ってくるほど池袋駅から遠く離れています。日曜昼に往訪。小さなオフィスビルの1Fというか、階段をちょっと上った非常に妙なところに店を構えています。
開店3分前くらいに到着しましたが、既に行列3人。その後開店までに4人並び、その後も続々と客がやって来て店を出る頃には店内に8人ほど待ち客が出ていました。客層は結構幅広く、まさに老若男女の様相。
「塩つけそば(750円)」を注文。並でも230gあるのでこれで十分。以後100g増やすごとに50円アップという料金体系を取っています。
店内はなぜかファミコンのカセットが飾ってある他、ガラス棚にはなんだかよく判らないフィギュアを陳列。また店のあちこちには昭和30年代風の看板も掲げられていて、店のデコレーションに統一感がありません。小さいテレビで民放を放映。
厨房内にはスタッフが3人。黒いTシャツのリーダーと白シャツの若者が2人。店内はL字型カウンターのみながら10数名分のキャパがありますから3人だと結構慌しそう。
「熱いので注意してください」と出されたつけ汁は鶏と魚介のWスープ。かなりどろっとしており、しかも脂っぽいのが難ですが、もたれるような不快感は全くなく、どこにでもある濃厚豚骨魚介とは完全に一線を画した「塩つけ」の味を最後まで楽しめました。但し表面にちょっと浮かんでいる青海苔は脂の前にほとんど意味をなしていないような・・・
100円高い「特濃」を頼んでいる人も少なくありませんが、これでもワシ的には十分濃いんで、「特濃」だと「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」といった感想を持ったかも。つけ汁の中には細切のチャーシューと大ぶりのメンマがたっぷりと入っていてなんだかお得感ありあり。
麺は浅草開花楼製で太めかつやや角ばっていて若干縮れ入り。そう堅いわけではありませんが歯ごたえがしっかりしており、どろっとしたつけ汁が絡みまくって実に美味。なお店内に「茹で上がりに8分ほどかかります」との貼り紙あり。
麺の量を抑えたのでスープ割りを頼んでみましたが、非常に意外なことにスープ割りにするといままで隠れていた昆布の味が強めに出てきました。濃厚つけ麺のスープ割りは往々にして動物系が強めに出てしまい、くどくてヘキヘキすることが少なくありませんが、ここは真逆で、食後感があっさりしたものになりました。
また他のメニューを試してみます。
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