麺屋武蔵 武仁@秋葉原
秋葉原駅から昭和通りを渡ってすぐ。平日夕方に往訪。
浅草の「麺屋武蔵 江戸きん」が移転したものらしいのですが、単なる移転なのか、実質的にはスクラップ&ビルドなのかは如何せん従前の「江戸きん」に行ったことがないのでなんともいえず。
1000円もするお勧めメニューが大きなボタンでずらずらと並んでいますが、そんなもんはシカトして「らー麺(780円)」を注文。並・大が同値段ですが並に。「カリー麺」「カリーつけ麺」が売り物らしいのですが、旅先でもなければ1000円のラーメンなんて手が出ません。
先客3、後客5。J字型カウンターが20席近くもあるので店内は終始ガラガラといった印象。厨房内で4~5人のスタッフが大声を張り上げながらパフォーマンスに興じていますが、閑散とした店内に虚ろに響くばかり。
残業前の腹ごしらえという風情の客ばかりなので1000円メニューなんて頼んでいる人は一人もいません。
動物+魚介のWスープですがかなり魚介系(カツオ節?)が強めで和風テイスト。表面の脂が多めで終始熱々ですが、魚介の味わいを損なうほどではなく。
麺は心持ち太めで若干縮れ。やや柔らか目なのが残念ですが、もちもちっとした食感で食べ応え十分。
分厚い角煮風のチャーシューがごろっところがっています。意外に脂分が少なくて焦げ目のついた部分も香ばしく、ちびちび齧る分には悪くはありませんが、スープとのバランスは良いとは言いがたいような・・・
他にメンマ、海苔、刻みネギ。
まぁ総じて美味いことは美味いんですが、良くも悪くもこれといった個性がなく、万人受けを意識した「よく出来たチェーン店の主力ラーメン」みたいな感じ。そこそこ美味い割には記憶に残りそうにありません。不味くて記憶に残るよりはいいんでしょうけど。
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