<スタート>
-----高原-----
林----直輝---ガーナ
---濱田--堀之内--
宇賀神-近藤-暢久-平川
-----加藤-----
前半半ばまでは山形優勢。浦和はまともにビルドアップが出来ない一方、山形は縦に速い攻撃で何度かチャンスを作り出し、16番のFWが2度平川と暢久の間を簡単にすり抜けてシュート!惜しくも共にバー直撃。
直輝は本調子に程遠く、浦和は高原が引いてゲームメイク。30分くらいからようやくボールが前に動き始め、高原のスルーパス→ファイサルが角度のないところからゴール!但しこれ以外得点機なし。
HT:暢久→橋本
52分:直輝→永田
59分:加藤→大谷
<59分:GK交代時>
-----高原-----
宇賀神---林---ガーナ
---濱田--堀之内--
永田-近藤--橋本-平川
-----大谷-----
後半は一転して山形を圧倒。右サイドで縦に抜け出した平川のクロス→林のヘッドで2点目。もっともクロスへの飛び出しに躊躇した山形GKのミスっぽい得点ですが・・・
その後も浦和が一方的にボールを支配して怒涛の攻撃。高原→宇賀神で左サイドを破り、宇賀神がどフリーの平川へパスを出して加点。
山形のシュートらしいシュートってあったっけ?
70分:ファイサル→岡本(ユース)
75分:堀之内→岡田(ユース)
<最終形>
-----高原-----
宇賀神---林---平川
---濱田--岡田---
永田-近藤--橋本-岡本
-----大谷-----
-----------------------------------------------
【個人別感想】
・加藤:やたら声は出ていました。暢久をたたき起こすのに45分を費やした感じ。
・宇賀神:山形の攻撃が浦和の右サイドにやや偏っていたせいか守備は破綻なし。SBとしてもSHとしても攻撃力が高いことを披露。
・暢久:贔屓目に見てもやる気なし。何度も加藤にポジショニングを注意される羽目に。契約更改で一安心???
・近藤:ボールを跳ね返すだけなら合格点ですが、そこから先がないっちゅーのがフィンケに起用されない原因かなぁ・・・
・平川:1アシスト1得点と結果は出しましたが、このレベルだとスピードでなんとかなってしまうからなぁ・・・ 変に前にいるとか、変に絞っているとかSBとしてのポジショニングがなぁ・・・ またボールを貰ってからいったん考えてしまうっちゅーのがいやはやなんとも・・・
・濱田:後半は再三エリア近くに顔を出してシュートも放っていましたが、危険な位置でのボールロストもあり、トップで使うには安心感がまだまだ。
・堀之内:攻撃は濱田に任せてほぼ守備専業。タスクを限定すれば使いではありますが、スタメンはちょっと体力的にしんどそう・・・
・林:激戦区である2列目の選手としてはこれといった売り物がないのが泣き所ですが、彼なりによく動いていました。
・直輝:それなりに動いてはいましたが、この日は長短問わずパスミスが多くて前半の苦戦の一因に。天皇杯で試合感を取り戻せ!
・ファイサル:卓越したスピードが魅力ですが、細かい仕事は全くの苦手。まるで黒岡野。スペースがないと使いようがありません。ゲーム前ではベテラン組と一緒にボール回ししてましたが、若手と馴染んでないのかなぁ・・・
・高原:再三中盤まで引いてゲームメイク。このレベルだと存在感は圧倒的ですが、本人の希望とは裏腹に体はどんどんFWではなくなってゆくような・・・
・橋本:申し訳ないがフィジカル、足元ともプロのレベルにありません。
・永田:後半途中からの投入で浦和の一方的な攻勢に終ったために守備のボロは出ませんでしたが、宇賀神に追い越されたのは判るような気がしました。
・大谷:橋本の凡ミスで飛び出さざるを得なくなり、あわやPKかというプレーもありましたが、それ以外はヒマヒマ。
・岡本(ユース):無難としか言い様なし。
・岡田(ユース):直輝とプレースタイルがそっくり、どこにでも顔を出し、ボールをもらって簡単に叩いて、また違うところで顔を出す。フィンケ好きそう・・・
P.S.
山形FK時、壁に入ろうとするファイサルを制して「前に残ってくれ!」といいたかったんだろうけど、とっさに英語が思いつかずにボディーランゲージでなんとかしようとしている永田。フィンケの練習についてゆけるのか・・・ 全部濱田頼みだったりして(苦笑)