松本アルウィン2009(中)
(松本アルウィン2009(上)から続く)
諏訪は古くから精密機械工業が盛んなところで、セイコー・セイコーエプソンが有名ですが、意外な会社が諏訪にルーツを持っていました。精密機械とは縁がなさそうな、どちらかといえば「重」な会社ですが、製糸工場向けバルブの製造販売に始まっているんですなぁ・・・
その工場跡地は現在整備途上の様子。「体験御柱」が鎮座していましたが、そういえば来年は「諏訪の御柱祭」。
高島城は上諏訪温泉の旅館街からだいぶ南に離れているので随分歩きましたが、「片倉館」に到着。上諏訪温泉を代表する日帰り温泉施設で、シルクで財を成した片倉財閥が地元の福祉施設として建築したもの。
【温 泉 名】上諏訪温泉
【施 設 名】片倉館
【入浴料金】500円
【交通手段】上諏訪駅から徒歩5分
【泉 質】単純温泉
【源 泉 名】混合泉(三ツ釜1号・2号、あやめ源泉)
【泉 温】源泉:64.5度 → 使用位置:41.5度
ど派手な西洋風の外観に驚かされますが、やたら深い千人風呂でも有名。2段になった縁の下段に腰掛けて半身浴を楽しもうとしても首まで浸かってしまいます。千人風呂の底には玉砂利。その触感がなんとも微妙・・・ 空いている時間帯には風呂を歩き回る爺さんとか居そう・・・
ロッカーが有料(50円)なのと、単純温泉で湯にこれといった特徴がないこと。そして加水 & 循環ろ過 & 塩素系薬剤で消毒と今となっては温泉的に有り難味の少ないのが難(さらに言えば混合泉というのも・・・)ですが、なにぶんゆったりしているのでそれなりに好きだったりします。
2階には休憩室。ささやかながら飲食施設を併設しています。開館してまもない時間帯でがらがらなので、本来なら湯上りにビールでも飲んでしばし寝転んで休憩したいところですが、さすがにそこまでやってしまうと本来の趣旨を忘れそうになるので自粛。
もっとも、そのまま寝ていたほうが結果的には精神衛生的に遥かにマシだったわけですが・・・orz
上諏訪 11:07 (433M モハ114-1047) 11:34 村井
まだ少々時間が余っているので、またしても村井駅から徒歩でアルウィンへ。意外にも村井駅で降りる赤者は何人もいました。
その大半は数台停まっていたタクシーに分乗でしてアルウィンへ向ったようですが、アルウィンへ向けて歩く奇特な方もちらほら。結構皆さん早歩き。
前回アルウィンへ向けて歩いたのはわずか2年前ですから道中特に変わった様子はありませんでしたが、驚いたのはママチャリに乗った坪井ユニに抜かれたこと。オッチャン、どっから来たんや・・・
ようやくアルウィンが見える田んぼに到着。前回は野焼きの時期だったのに、今回はまだ稲刈りでした。
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