【閉店】中国そば 基@神田
神田駅北口から中央線ガード沿いを北へ。中央線が靖国通りを渡るところに立地。目の前を車こそバンバン流れているものの、駅へ向う人々が流れる場所ではないので飲食店には向いてなさそう・・・ 平日夜に往訪。屋号の「基」は「もと」と読みます。ちなみに昔西鉄や大洋にいた基選手は「もとい」でした。
看板も赤けりゃ、暖簾も赤い。中に入ればカウンターもテーブルも赤。いったいどこの赤者やねんっちゅー感じ。店内はL字型カウンター8席と2人掛けテーブルが3卓。
メニューは豊富で坦々麺や塩ラーメン、季節限定の冷し物も見えましたが「醤油ラーメン(690円)」を注文。先客ゼロ、後客2。夜はつまみ類にも力を入れていて、後客は早速餃子等炒め物を頼んで一杯。後客のタバコの煙が流れてくるのには難儀しました。
厨房内には赤い帽子を被った(中華料理のコックが被る背の低い帽子ですが、なんていうんでしょう?)初老のオヤジが一人だけかと思ったのですが、あとから若者が出てきてお勘定を務めました。
スープの表面が脂で随分とテカテカしています。ラーメンとしては珍しいことに椎茸入りで、丼から漂う香りは椎茸が圧倒的。見た目ほど脂のこってり感はなく、むしろ鶏ベースですっきりとした味わい。ただ食べ進むと急速にしょっぱさが気になってしまいました。
麺は並太というよりは若干細めでわずかに縮れ入り。やや柔らか目の茹で加減でスープの絡みもまずまず。
具が変わっていて件の椎茸の他に細切りのタケノコが多めに入っています。「中華そば」ではなく「中国そば」と銘打っているのは中華料理を連想させる具材から来ているのでしょうか??? 他に味付け玉子半個、小松菜、高菜、チャーシュー。チャーシューはロース肉で堅めかつ脂少な目。
「終わりのほうにどうぞ」と「韮黄姜(ジュウワンジャン)」という中国風もみじおろしを勧めてくれましたが、終盤戦はしょっぱくて多少ヘキヘキしていたこともあり、韮黄姜の存在をすっかり忘れてしまいました(^^;
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