伊勢路(1)~亀山城
亀山は「東海道五十三次」を踏破した際に訪れたばかり。
ここで2時間ほど時間を取る予定だったのですが、なんとのJR西日本の名物「昼間の列車運休日」にあたってしまい、乗車予定だった列車は運休。次の列車は午後4時近くまでないことが判りました。いくらなんでも亀山は半日潰せるほど見所が多いわけではないので、運休前の最後の列車までのわずか30分間で亀山城まで激走往復。
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伊勢亀山城は、1265年(文永2年)に関実忠によって伊勢国鈴鹿郡若山に築城され、関氏の時代のうちに現在の位置に遷されたとのこと。1590年(天正18年)に豊臣秀吉に従った岡本宗憲が入城後、天守、本丸、二の丸、三の丸などのその後の亀山城の母体となる城が形成。江戸時代初頭には丹波亀山城の天守を解体するよう命じられた堀尾忠晴の間違えによって、天守を取り壊されたとの話がありますが真偽不明。
明治の廃城令によって殆どの構造物が取り壊されましたが、多聞櫓は原位置のまま残っていて亀山城の象徴となっています。
城内に神社や児童公園になっていましたが、工事中で入れないところも多く、結果的に30分くらいで十分でした。
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