【閉店】虎龍@新宿
新宿区役所の斜向かい、というか歌舞伎町風俗街のど真ん中で、夜にラーメンを食べに来るには多少困難を伴うかもしれません(笑)。土曜昼に往訪しましたが、店前にはキャバクラの呼び込みが。先客ゼロ、後客2。経営上は夜営業のみのほうが効率よさそうな気がしますが・・・
千石で好評を得たものの、あっという間に閉店してしまった「葵賀佐」の店主が再出店したのがこの店。もちろん売り物は「味噌らーめん(850円)」で、今回はそれを注文しましたが醤油や塩、味噌つけ麺といったメニューがあり、さらに1.5倍、2倍等々バリエーションが豊富なので券売機のボタンは実に賑やか。但し、立地的に店外に券売機があるのはどうかと思います。
店内はL字型カウンターに加えて、壁に沿ってL字型に椅子を並べ、狭いスペースを効率的に使って全部で20席弱くらい。厨房の様子は壁に隠れて見えませんでしたが、店内にはニンニクの臭いが充満。そして野菜を炒めながら中華鍋を叩く音が終始鳴り響いていました。
丼一杯になみなみとスープが注がれていて丼も熱々。チャーシューの上にちょこんと生姜がのっているあたりは葵賀佐と同じ。スープはニンニクが効いている上に脂も多めで、濃厚とはいわないまでもかなりこってり。但し味噌自体はそれほど辛くはなく、むしろ甘めに感じました。
麺は「小林製麺」の暖簾が見えますが、こってりした味噌らーめんにしては心持ち細めの縮れ麺。但しコシはしっかりしているのでスープとの相性は問題ありません。
周囲を炙ったようなチャーシューが一枚ある上に、サイコロ状のチャーシュー、さらに玉ねぎと一緒に炒められた挽き肉もたっぷり入っています。ちょっと肉が多すぎてバランスが悪いような・・・しかもサイコロの中にただの脂身まで混じってますわ・・・サイコロは半分でいいからモヤシ増やしてくれないかなぁ・・・ っちゅーか、モヤシが少なめで代わりにメンマが入っています。
量もやや多めで、歌舞伎町という場所を考えれば850円という価格設定も妥当でしょう。
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