薩摩路(5・了)~くろいわ
(薩摩路(4)から続く)
こちらも鹿児島ラーメンの老舗。和田屋本店とは20m程度しか離れていませんが、こちらはアーケード内に店を構えています。3Fまである巨大店舗ですが、、1Fのコの字型カウンターしか行ったことがありません。
ここは食券制で、小判型のプラスチック板を渡されます。「ラーメン(750円)」を注文。着席すると無料のたくあんが出てきます。
まだ夕食には早い時間帯だったので先客ゼロ、後客1。厨房内にはオヤジが一人と兄ちゃんが二人。
白濁とんこつスープですが、意外にもとんこつ臭はほとんどしません。しかもやや水っぽいと感じるくらいあっさり。揚げにんにくがどっさり掛かっているので、それを崩してゆくうちに味わいが変わり、最後は少ししょっぱくなるとともに急速に飽きが来てしまいました。
麺は並太ストレートで、やや柔らかめの仕上がり。スープがあっさり目なので、この程度の柔らかさは許容範囲。
件の揚げにんにく以外に細いモヤシと九条ネギがたっぷり。さらに薄めながら脂が少ないチャーシューが4,5枚ついて、具にお得感があります。
鹿児島に来るたびにこの店に寄っているような気がしますが、10数年前は美味いと思ったんですけどね・・・ 店の味が変わったのか、首都圏のラーメンがレベルアップしすぎて、地方の老舗が取り残されているだけなのか。
(了)
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