【短感】アジア杯予選;日本 6-0 香港
・スタメンは楢崎・都築が負傷したGKに西川を起用したのが目新しいだけで、あとは全員主力。中1日で親善試合スコットランド戦が控えているけれど、相手が弱いとはいえ公式戦を重視するのは当たり前。スコットランドも主力は来ないらしいし。
・でもスコットランド戦のスタメンもこの日と大差がなかったりするのが岡田の岡田たる所以なんだけれども(苦笑) 阿部もベンチ外。
・つまらないとは思わなかったけれど、相手との力量差がありすぎて緊張感皆無。早い時間帯に得点が入って早々と勝負もついてしまいましたし。
・香港にはどうやら「組織的守備」というものが存在しないようで、相手としてお話にならず。
・中盤のプレスはないに等しいので日本にパスを回され放題。
・狭い局面で数的有利を確保することもままならず、日本の縦のポジションチェンジで簡単にサイドを突破され放題。
・おまけにどん引きで中央だけ固めているわけでもないので、スルーパス一本で簡単に裏を取られ放題。
・W杯本戦まで1年足らずなのに、このレベルの相手と公式戦をこなさないといけないっちゅーのが物悲しくもありますが、そんな試合でも労を惜しまず最初から最後まで走りまくり、かつ絶えず相手の隙を窺っては追加点を取りに行った岡崎と長友には敬服。
・一方、玉田の負傷で久しぶりにFWにポジションを上げた大久保はもはやFWとして使い物にならないことを改めて実証した格好に。同じく玉田に代わって投入された松井も絶好機を決められなかっただけでなく、何度試されても一向にこのチームと噛み合わないことをまたしても証明。もっとも本田を差し置いて、怪我で今季満足に試合に出ていない松井を起用した岡田のほうがどうにかしていると思いますが。
・中村俊は相手の急所を突く好プレーを見せたかと思えば、ノープレッシャーで凡ミスを犯す等、可もなく不可もなくといったところ。もはやコンディション如何を問わずスタメン起用すべき「絶対的プレーヤー」でもなんでもなく、調子が悪ければスタメン落ちもありうべしという個人的評価は変わらず。
・新顔の起用はGK西川と、後半途中から駒野に代わって投入されたSB徳永だけ。西川はボールがほとんどやって来ず、西野監督岡田監督への絶好のアピール機会を失って気の毒でした。
・中村が右からDF陣とGKの間に低くて鋭いクロスを入れたのに、中に突っ込んだ4人の誰にも合わずに全員ズッコケって、新手のドリフのコントかなんかでしょうか(笑) まぁ同じような駒野のクロスをどフリーで外してしまう大久保のピン芸人ぶりに比べればどうということはありませんが・・・
|-`).。oO このレベルの相手でも慢心せずに攻撃参加を自重し、ボールを失った途端に全力で自陣に戻る闘莉王っていったい・・・・
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---玉田--岡崎---
大久保------中村俊
---遠藤--長谷部--
長友-闘莉王-中澤-駒野
-----西川-----
33分:玉田→松井 (玉田負傷)
60分:駒野→徳永
75分:大久保→寿人
(得点)
18分:長谷部スルーパス→岡崎
26分:長友、岡崎シュートのこぼれ玉を拾ってエリア左隅からシュート。
51分:遠藤CK→エリア内の大久保ファーへクロス→中澤ヘッド!
67分:中村CK→徳永、GKと競って潰れ、闘莉王QBK気味ながらもごっつぁんゴール。
75分:右サイドに進出した徳永クロス→どフリーで岡崎ヘッド。その前の寿人もフリーなんだが。
78分:中村→寿人シュート→GK弾いたところを岡崎詰めてゴール!
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