伊那小旅(3・了)~ローメン「うしお」
(伊那小旅(2)から続く)
高遠 16:45 (JR関東バス) 17:05 伊那通町
ひと風呂浴びた後は伊那市街へ戻って、今後はこれまたローメンで有名な「うしお」を往訪。
夕方の営業が始まってまだ10分ちょっとしか経っていないはずですが、店内は驚いたことに小上がりを除いて8割がた埋まっていました。その後も続々と客がやってきましたが、後で予約が入っているようでアウト。
客層は観光客が2組いた以外は全員地元客。店の雰囲気といい、客層といい、なんだかかなり煮詰まった居酒屋風で、夜は一見さんは入りにくいかもしれません。店内の雰囲気以上にマトンの臭気が店内にこもりまくってちょっと息苦しい(笑) 換気の悪いジンギスカン屋ってこんな感じなんでしょうか?
ローメンを注文しようとメニューを見たら、並は530円と「萬里」と比べるとかなり安く、たぶん事実上小盛りなんだろうと思って大盛(610円)を注文。大盛でも萬里より安い。
店内はL字型カウンターが7席ほどと4人掛けテーブルが5卓。さらに小上がりにテーブルが数卓。厨房ではオヤジが一人と若衆が2,3人。
「うしお」のローメンは「萬里」とは対照的にスープが一切ない焼きそば風。ちょっと食べてみたら味がほとんどしないので不審に思ったのですが、ソースタレが皿の底に溜まっているんですな。従って麺と具とソースをまぜまぜ、まぜまぜ。
麺は並太で、ごわごわした食感は「萬里」と同じ。蒸し麺なので「富士宮焼きそば」と味わいはやや似ています。
ソースダレがしっかりしているので、特に何もかけなくても全然構わないのですが、味わいを変えるために途中で一味をかけてみました。店では正統な食べ方としてにんにくや酢、邪道な食べ方としてカレー粉やマヨネーズも推奨していました。
値段が安いのはマトンやキャベツの量が少ないんゆえなんですな・・・特にマトンの質・量は萬里よりかなり劣っています。従って大盛にすると麺ばかり食っている印象・・・ 量的には並で十分でした。 またかなり脂っぽいのは否めません。
焼きそば風のほうが断然美味いと思いましたが、「マトン入り焼きそば」と「焼きそば風ローメン」とは本質的に何が違うのかと言われると困るかも・・・
伊那市 18:25 (京王バス) 21:35 新宿
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