京都2009(1)~新福菜館@高倉塩小路
京都駅烏丸口から東へ。高倉塩小路下ル。京都ラーメンの老舗で、早朝から営業していることや、隣にこれまた老舗の「第一旭」があることでも有名。土曜9時半頃に往訪。京都到着後の朝飯にと過去何度も来ている店です。
有名店ですが店内は極めて雑然としており、しかもさほど広くもない店内に4人掛け簡易テーブルが所狭し(全部で6卓くらい?)と並べられています。カウンター席はわずか4席のみ。店内は手狭なのに水がセルフなのはちょっと難儀。
強面の兄さんにカウンター席を案内され、早速「中華そば・並(650円)を注文。ヤキメシ(500円)の評価も高いようですが、朝からヤキメシ付きは食いすぎなので自粛。
朝早くから結構混んでいてテーブル席が半分くらい埋まっていましたが、観光客が半分、常連さん(=大抵「今日は何しましょ?」と聞かれていました)が半分といった感じ。カウンターで所在なげにしていると、強面の兄さんがスポーツ新聞を置いてくれました(関西なのになぜか「報知」でしたが)。
黒々としたスープがこの店の最大の特徴。但し、見た目ほどしょっぱいわけではなく、豚骨&鶏がら中心の出汁の味がちゃんと楽しめます。若干かえしの酸味と独特の渋みも。
麺は中太ストレート麺。京都は細麺ストレートかつ柔らかめといった店が多くて個人的にはやや苦手なんですが、その中にあって新福菜館の麺は異彩を放っていてお気に入り。但しこの日の麺はいつもよりも柔らかめで食感ももちもちしており、イマイチでした。
ネギが多めに添えられてるほか、薄いながらもバラ肉チャーシューもたっぷりなので、小ライスをつけるのはいいかも。なお野菜類はネギしかなく、モヤシもメンマもありません。「竹入り」というメニューがありますが、それがメンマ入りなんでしょうな。
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