« 上州散策(下) | トップページ | 伊那小旅(1)~ローメン「萬里」 »

2009.11.11

大山鳴動して鼠一匹

スポニチ(09.11.11)から

Jリーグの鬼武健二チェアマンは10日、ナビスコ杯決勝(3日)の表彰式で非常識な態度を取った川崎Fの処分を、厳重注意だけにとどめた。準優勝賞金5000万円の返上の申し出にも応じず、川崎Fが今後予定している選手教育、地域への社会貢献・普及活動に賞金を活用するよう求めた。10日のJ1実行委員会で確認された。

 試合直後は「賞金を返してほしいものだ」と発言していた鬼武チェアマンだが、その後の川崎Fの迅速な対応を受け「賞金返上よりも、クラブ全体がそういう気持ちになったのが大切。反省を十二分にしていることを評価したい」と話した。今回の問題はリーグ規約に当てはまる罰則がないため、けん責などの制裁には至らず、鬼武チェアマン自身への処分もなかった。

--------------------------------------------------------------

 高円宮妃殿下やスポンサー各位等々を気遣ったあまりか、一度は「賞金を返してほしいものだ」を拳を振り上げてみたものの、川崎の一連の不敬行為に対する罰則規定がないためか、結局厳重注意止まり。

 「首にかけて頂いた準優勝メダルを外す行為」なんかは今回に始まった話ではないはずですが、「ガム」が逆鱗に触れたのか、これを機に一罰百戒を狙って(?)鬼武が大騒ぎ。

 その結果、ナビスコ杯決勝で優勝したFC東京の話題なんてその日一日こっきりで終了。その後延々と一週間にわたって「川崎不敬問題」がスポーツ各紙を賑わせ、地上波TVのスポーツコーナーでも取り上げられる始末。

 事件後の川崎の対応、及び川崎への処分が厳重注意に留まったこと自体は至って妥当だと思うのですが、鬼武が大騒ぎした結果当の川崎のみならずJリーグ全体のイメージが大きく悪化したような気がしてなりません。言い換えるとJリーグの綱紀粛正といったプラス効果よりもJリーグに対する偏見を助長するマイナス効果のほうが大きかったのではないかと。

 人気低迷に喘ぐJリーグのトップとして、鬼武の立ち振る舞いは妥当だったのか。落しどころが厳重注意なら、マスゴミの格好の餌にならないような穏当かつ効果的なやり方があったように思えてなりません。

 以下、本件に関連するメモ書き。

------------------------------------------------------------------

<川崎側の事実認定>

11月3日(火・祝)2009Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦終了後の表彰式にて、弊クラブ所属の一部の選手が下記のような行為をとったことが判明しました。

・首にかけて頂いた準優勝メダルを外す行為
・握手を拒む行為
・壁に寄り掛かる、しゃがみ込む行為
・ガムを噛みながらの表彰式参加

-----------------------------------------

<川崎の自主的対応>

11月8日(日)ホームゲーム開催時、等々力陸上競技場トラック上にて、代表取締役社長武田信平以下、関塚隆監督・全コーチ・全選手が皆様に直接お詫びをさせて頂きます。

(処分)
1.2009Jリーグヤマザキナビスコカップ 準優勝賞金(5千万円)辞退
2.代表取締役社長 武田信平  減俸10% 3ヶ月
3.常務取締役強化本部長 福家三男  減俸10% 3ヶ月
4.取締役強化副本部長  庄子春男  減俸10% 3ヶ月
5.森勇介選手の出場停止(試合数未定)

|

« 上州散策(下) | トップページ | 伊那小旅(1)~ローメン「萬里」 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17585/46734382

この記事へのトラックバック一覧です: 大山鳴動して鼠一匹:

« 上州散策(下) | トップページ | 伊那小旅(1)~ローメン「萬里」 »