京都2009(7)~醍醐寺
(京都2009(6)から続く)
京都 7:32 (706K サハ223-2067) 7:37 山科
山科 7:48 (京都市交通局 5117) 7:55 小野
醍醐寺は京都の中心部からかなり南東に外れており、しかも宇治からも遠いこともあってなかなか行く機会がなく、これが初訪問。秀吉の「醍醐の花見」で知られるように本来は桜の名所で、逆に紅葉時には空いているだろうとの予想もあり。
朝食を食べた後ホテルでウダウダしていても仕方ないので、開門前とは知りながら朝早くから境内周辺を散策。最寄りの醍醐駅ではなく、一駅手前の小野駅で降りたのもそのためで、途中随心院なんぞを冷やかしてみましたが、ここも開門前。
なぜか馬運車が醍醐寺へ入ってゆきましたが、「平安騎馬隊」っちゅーのがあるんですな。でも、なんで醍醐寺へ?
本来は下醍醐・上醍醐とひと通り回るのが筋なんでしょうけど、上醍醐は片道1時間くらい山道を登らないといけないので今回は見合わせ。途中まで上醍醐への参道を歩いてみましたが、ハイキングがてらか意外にも結構な人手。その合間合間にお坊さんが参道を疾走してゆきますって、まるで醍醐寺陸上部。
醍醐寺は高い。伽藍・三宝院・霊宝館が別料金で、セット券を買っても1500円。さらに上醍醐も別料金。おまけに(霊宝館は当然ですが)三宝院の庭園すら撮影禁止とケチ臭い。もっとも別料金でも観るだけの価値はありましたが。
国宝の「金堂」。上醍醐が西国三十三箇所の第11番札所になっているせいか、それらしい白装束の団体が時折やってきます。
五重塔。醍醐寺の伽藍は応仁の乱等の戦火で丸焼けになり、「醍醐の花見」以降に再建されたものがほとんどですが、五重塔だけは建立(951年)当初のものが現存。これも国宝。
奥のほうに庭園が広がっていました。池の回りの建物は昭和になってから建てられたもの。朱塗りの「弁天堂」はどう見ても鑑賞用ですなぁ・・・
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