京都2009(5)~高台寺
(京都2009(4)から続く)
「ねねの寺」として有名な高台寺。外から見ると庫裡だけがやたら目立ちます。ここも昨年「東山花灯路」の際に立ち寄りましたが、その際は境内に入らなかったので非常に久し振りの往訪。
さほど広くもない境内に次から次へと観光客がやって来るので、トコロテン式にぐるぐると見て回るしかありません。上写真は遺芳庵。
方丈へ上がって前庭を見物。春なら奥のしだれ桜が見事なはずなんですが、派手な紅葉ばかり見ていると、却って白砂が目に優しかったりします。
開山堂とか霊屋とかは落ち着かないまま通り過ぎたので、これという感想を持ちようがなく、ひらすら庭園で紅葉狩り。
東山を歩いていて、いつもちょっとだけ気になるのが大雲院。非公開の寺院なので寺の名称を知っている人は案外少ないかもしれませんが、高台寺から北へ、八坂神社のほうへ歩くと、中途半端に近代的な「祇園閣」が目に入ってきます。
ホテルオークラなどの大倉財閥の創始者大倉喜八郎が建てたものですが、建てた当時は景観問題で揉めなかったのかなぁ・・・
非公開のはずなのに、祇園祭の鉾を模した塔の上に人影が見えたので不思議に思ったのですが、11/15~11/30に特別公開していたんですな。
最後は八坂神社を通って祇園→四条河原町から阪急で西京極へ。午前観光の部終わり。
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