【閉店】つし馬@浅草
浅草駅6番出口出てすぐ。かんのん通り商店街内。平日夜夕方に往訪(2度目)。
5人掛けカウンターを2本L字型に配し、さらに4人掛けテーブルが2卓とキャパがある分若干手狭。「青森煮干」と銘打っている店で、壁にJRからもらったと思われる立ちねぶたのポスターで青森を演出。先客8、後客4。
限定30食の「バリ煮干しそば(750円)」は夜まで残っているはずがなく、前回同様「中華そば(中・750円)」を注文。壁に貼ってあるお品書きには280gの文字がうっすらと見えます(小:180g、大:380g)が、なぜかその上に貼り紙が。卓上にはゆで玉子(50円)。
前回来た時は厨房に眼光鋭い店主がいたのですが、今回は20代半ばくらいの若者が一人いるだけ。代替わりしたのでしょうか? 他に接客係のオバハンが一人。
煮干の香りが店内一杯に広がっているのでスープが楽しみだったのですが、残念ながら煮干の旨みはさほど強いとは言えず、むしろかえしの醤油の酸味が強く出ていました。煮干は旨みよりもむしろ生臭さという悪い面に表れているような気がします。もっとも食べ進むにつれて生臭さはさほど気にならなくなりましたが。脂分がほとんどなく、あっさりとしている上に後味も悪くないのは結構なんですが、煮干を本格的に味わいたい方は「バリ煮干しそば」を食べてくれということなのでしょうなぁ・・・限定30食では一生縁がないでしょうけど。
麺はやや太めのストレート麺。かなり柔らか目の仕上がりで、表面はつるつるっとしてはいるものの、もちもちをはるかに通り越してぶよぶよとした食感。スープはまだしも麺は全く好みに合いませんでした。 また「中」だと夜にはちょっと多すぎでした(^^; 280gがはっきり見えていたら「小」にしたんだけどな・・・
メンマは細めかつ薄め。非常に濃い色をしていますが特にしょっぱいわけではなし。さらに薄目で脂身の多いバラ肉チャーシューが5枚ほど乗っています。他に刻みネギ。
丼にはなぜか鶴丸。南部氏は「向い鶴」なのでちょっと違うし、その南部氏の宿敵津軽氏は「卍」なので全然違う。鶴丸はどこから来たのかなぁ・・・
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