【閉店】秀ラーメン@北浦和
北浦和駅西口から中仙道を南へ。近隣に「つばめ軒」があり、さらに中仙道を挟んで向かいに「百歩ラーメン」。土曜昼に往訪。屋号は「ひでラーメン」ではなく「しゅうラーメン」と読むようです。
先客はいませんでしたが、その後続々と作業着姿の方々が三々五々やって来ました。全部で10人くらいでしょうか?
とんこつ正油の「二代目秀ラーメン(650円)」を注文。麺の堅さを聞かれたので「堅め」で。他に味噌とんこつの「三代目」や塩とんこつの「四代目」。その他に坦々麺やつけめんもあるようですが、「初代」がないのは謎。
店内はL字型カウンター6~7席と4人掛けテーブルが2席。厨房内には緑のシャツを着たオヤジが2人。店主らしき人がもう一人の人を指導中といった感じ。他に接客係の女性が一人。
650円という値段の割には賑やかな外観。公式サイトを見るとスープは「ゲンコツ、豚背骨、鶏のもみじ、豚バラ肉、昆布、野菜や乾物から抽出」とのことですが、表面に背脂が多めに浮いていることもあってか出来上がりは家系っぽい感じ。コクがもう一つなのと、ちょっとかえしの醤油がきつくてしょっぱいのが難。焦がしネギが浮いていますが、このスープだと大したアクセントにもならないような・・・
麺は中太縮れ麺。堅めにしてもらったのは大正解で、スープとの相性はいたって良好。
チャーシューは厚みがあって柔らかく煮込まれているものの、脂も多くてイマイチ。ただチャーシューに加えて挽き肉もトッピングしてあるのでお得感は相当のもの。他に半熟玉子半個、小松菜、刻みネギ、メンマ。
総じて近隣の方が「とりあえず昼飯でも」という分には十分な出来かと。
なおクーポンで替え玉をサービスしていますが、替え玉が必要となるほど量が少ないわけではなく、全体にしょっぱめで具が豊富なことを考えると半ライスをサービスしたほうがはるかに良いような・・・っちゅーか、この麺で替え玉頼んだら茹で上がりに時間がかかってスープがぬるくなるだけじゃ?
向かいの「百歩ラーメン」は店外に行列が出来ていましたが、こちらもまずまずの客入り。近隣の「つばめ軒」共々広い意味でのとんこつ系ばかりが並ぶ界隈ですが、それぞれに傾向が違うので理屈上は棲み分け可能なんでしょうが、そんなにパイが多いようには思えない北浦和にぼこぼこラーメン屋が出来るのはどうしてなんでしょう?
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