熊本散策(5)~人吉元湯
(熊本散策(4)から続く)
人吉は温泉も有名で、市内には温泉公衆浴場が何箇所もあります。上写真は人吉城へ向う途中で見かけた公衆浴場「堤温泉」。
入ったのは人吉城址に近い「元湯」。番台にオバハンが一人いるだけの昔ながらの公衆浴場です。入浴料200円。朝風呂を楽しむ先客1名、後客1名。
ほぼ正方形の湯船が一つあるだけ。源泉かけ流しではあるものの、泉温が48.1度と高いので加水(夏は20%、冬は10%)はやむを得ないでしょう。おかげで夏季としては良い按配の湯加減でした。湯船の縁はつるつるを通り越してぬるぬるっとしています。湯にも白い湯の花が少々。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。
夏の温泉めぐりで難儀なのは、湯上りの汗がなかなか引かないことでしょう。脱衣所には扇風機が3つほどありますが、生暖かい風を送り続けるだけで、扇風機を止めるとたちまち汗がドバァー。たまぁーに自然の涼風が吹くのですが、そんなもんはほんのちょっとだけですからねぇ・・・
【温 泉 名】人吉温泉
【施 設 名】元湯
【入浴料金】200円
【交通手段】人吉駅から徒歩15分
【泉 質】ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
【源 泉 名】?
【泉 温】源泉:48.1度
【加 水】高温のため、4~9月は20%程度、10~3月は10%程度水道水を加えています
【加 温】なし
【循環装置】かけ流し式
【消 毒】なし
| 固定リンク