« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

2010.02.28

【観戦記】10年XEROX杯:鹿島 1-1 G大阪

・G大阪は立ち上がりに決定機を2度掴んだもののそれを決められず、その後は次第に鹿島優勢に。鹿島がPKで先制してそのまま楽々逃げ切りという鹿島らしい試合展開になりかかりましたが、加地のシュートが小笠原に当たってコースが変わる「ラッキーパンチ」で同点。

・これで俄然試合は面白くなり、後半は双方チャンスがありながらも決めきれず。PK戦には興味がなかったので観ずに帰りましたが、名手遠藤がPKを外す椿事があって鹿島優勝。

・もっとも鹿島は本山がいないだけでほぼフルメンバーなのに対し、G大阪はペトロ、明神、山口、中澤と主力欠きまくり。しかも共にACL初戦を戦ったばかりながら鹿島はホームで中3日、G大阪はアウェーで中2日という条件の差を考えるとG大阪が苦戦しながらも善戦したといって良く、若手をテストできた点を含めて(結果は必ずしも芳しくはありませんでしたが)G大阪のほうが収穫が多い試合だったと思います。

・この試合で目を惹いたのは鹿島の守備の強さ。やや引き気味ながらもコンパクトな陣形で果敢にG大阪相手にプレスをかけまくってG大阪得意のパス回しを寸断。そこを交わされても慌てずにエリア前にブロックを作って相手にスペースを与えない。G大阪は先制を許した後反撃に転じるも全く手も足も出ず。加地のラッキーなゴールがなければそのままズルズルと負けていた可能性が高かったかと。

・鹿島はイ・ジョンス、フェリペと新戦力を加えながらも守備において高い連動性を保っている反面、立ち上がり早々の新井場のぼんやり然り、簡単に裏を取られる内田然り、ノープレッシャーなのにクリアミスの岩政大先生然りと個々人にらしくない凡ミスが続出。

・攻撃は長春戦に続いて流れの中での得点なし。前半は興梠が経験の浅い菅沼を手玉に取っているように見受けられましたが2度あった決定機を逃し、後半はフェードアウト。またマルキーニョスは本調子にほど遠いのかも。エリア内に侵入しながらフィニッシュに持ち込めずに転倒&シミュレーションを取られた場面が不調を象徴しているように思いましたが。終盤の絶好機もシュートはあろうことか枠外へ。

・新戦力のフェリペは相変らず良く動いていましたが、フィジカルコンタクトに弱いようでしょっちゅう転んでいました。G大阪相手にそんなにこけていたら川崎相手なら壊れるで・・・ そしてまたしても90分持たずに交代。代わって出てきた遠藤のほうが遥かに厄介に見受けられましたが、ブラジル人監督って往々にしてブラジル人を重用するんだよなぁ・・・でもジウトンは目を掛けてもらえず(笑)

・守備陣で唯一ノーミスなのはイ・ジョンス。既に京都で性能評価済みなのでよくやって当たり前といえば当たり前なんですが、この補強は文句なしに合格点。

・G大阪は立ち上がりに右サイドからビッグチャンスを作ったくらいで、後は得意のパスワークで鹿島守備陣を崩せず。新井場や内田の凡ミスを突いた好機もありましたが、それも決められず。

・守ってはレギュラーCB山口・中澤の負傷で出番が回ってきた菅沼が前半不安定だった(後半は落ち着きを取り戻しましたが)のと、明神不在が響いてか、DFラインとDMFの間を良いように使われる場面が目立ち、よくぞ失点しなかったなと思われる内容。遠藤が随分低い位置にいる場面が多い気がしましたが、それも守備面の苦戦を物語っているかと。遠藤に代わって中盤で攻撃の中核をなしていたのはルーカス。

・平井→宇佐美とFWに若手が起用されましたが、共にさしたる印象なし。一応ボールに絡んでいる平井はともかく、宇佐美はどこで何をしているのかさっぱり判らず。安田理も深い苦悩に陥ったままの模様(07年のXEROX杯で平川をボコボコにした頃の面影は全くなし・・・)で、G大阪も世代交代にしばらく苦労しそう。

---興梠--マルキ--
フェリペ--------野沢
---中田-小笠原---
新井場-李--岩政-内田
-----曽ヶ端----

65分:フェリペ→遠藤
82分:中田→青木

---チョ--平井---
二川--------ルーカス
---遠藤--橋本---
安田-高木--菅沼-加地
-----藤ヶ谷----

62分:平井→宇佐美

| | トラックバック (0)

2010.02.27

引率者がまともならまだしも

若手選手の帯同は最大10人でも“OK”(スポニチ 10.2.27)

 W杯登録メンバー以外にチームに同行する若手選手が最大で10人になる可能性が出てきた。日本協会の犬飼会長が「5人とか、10人とか連れていきたいと言っている」と日本代表の岡田監督から要望を受けていることを明かした。

 協会も全面的にバックアップしていく。この日、南アフリカで行われていたW杯作業部会から帰国した原技術委員長は「(FIFAの)事務方は今回もOKだと言っている」と若手選手の帯同はルール上も問題ないことを強調した。

------------------------------

|-`).。oO これに帯同して代表の試合に出るわけでもなく、ベンチ入りすらしないのに、代表合宿と併行して開催されるナビスコ杯欠場って、それじゃ「ベストメンバー規定」もへったくれもないんじゃ?

| | トラックバック (0)

【閉店】銀座 一鳳@秋葉原

Ichihou1001_05

 秋葉原・中央通り沿いのドンキホーテの向かいを西側へ折れてすぐ。「たちばな書店」に吸い込まれそうになりますが(笑)、店舗は地下一階です。平日夜に往訪。先客3、後客1。

Ichihou1001_04

 地下への階段自体はどうということはないのですが・・・

Ichihou1001_03

 肝心の店入口には暖簾も看板もなく、ドアが一つあるだけ。しかも気圧の関係か、このドアが非常に開きづらい! これじゃ一見さんを拒んでいるかのよう・・・

Ichihou1001_06

 担々麺が売りの店で「担々麺・中辛(750円)」を注文。四川担々麺とか黒ゴマとか麻辣麺とかバリエーション豊富。銀座にある本店と同じなのかどうか。

 店はテーブル席主体で4人掛けテーブルが5卓にL字型カウンター7席。但し、テーブルやカウンターは明るめの木で統一しているものの、壁や天井は黄土色のペンキ一色で塗りたくっただけ。先の入口の件といい、店のデザインには全く関心がなく、コストを切り詰めて開店した様子。

 厨房内にスタッフ3人。さらにネクタイ姿のマネージャーっぽい人が接客にあたっていました。途中で「ゴミに気をつけて」「明日も来る」と言い残してマネージャー(?)は帰ってゆきましたが、なにかスタッフにトラブルがあって、本店から指導に来たのかもしれません。店内に店員募集の貼り紙もありますし・・・

Ichihou1001_00

 やや大きめの丼で出てきました。さらに夜なのに無料で半ライスがついてきました。

 一応中辛を銘打ってはいますが、そんなに辛くないどころか、ゴマだれが利きすぎてかなり甘ったるい感じ。辛さを求めたい人は四川なり麻辣麺なりを食べてくれということなのかも。

Ichihou1001_01

 麺は並太ストレートでやや堅め、かつコシのしっかりしたタイプ。スープとの相性は良好そのもの。

 あとはやや粗めに挽いたような挽き肉と白髪ネギ、刻みネギがたっぷり。麺だけでも十分な量ですが、どうしても挽き肉がスープの底に溜まってしまうので、サルベージしてご飯のおかずに。

 秋葉原に来たついでの食事処としては十分な出来ですが、担々麺だけを楽しみに来る分にはちょっと力不足かも。

| | トラックバック (0)

2010.02.26

【閉店】自然洞@北浦和

 北浦和駅東口から浦高通りを北へ。名門浦和高校のほぼ斜向かい。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客2。

Sizendo1001_02

 大きなガラス戸だらけで、日よけの簾が掛かった素寒貧とした外観が特徴。L字型カウンター10席程度のこじんまりした店ですが、「自然洞らーめん」の他にかけ・ざる・チャーシュー。そしてつけ麺とメニューが豊富。高校生が一大顧客のためか、いずれもかなり安いのが特徴で、しかも高校生は大盛り無料。

Sizendo1001_03

 「自然洞らーめん・黒(550円)」を注文。白と黒の差は明示されず。厨房内には若者が一人。

Sizendo1001_00

 表面に油膜がてかてかしていますが、スープそのものは動物系ベースながら特に脂っぽくはありません。ただちょっとかえしがきつくてしょっぱめかな?

Sizendo1001_01

 麺は若干細めでゆるく縮れています。やや柔らか目なのとちょっと安っぽい感じで好みに合わず。

 具は千切りのメンマ(濃い目の味付けでこれも好みの外・・・)、ほうれん草、海苔。チャーシューはなぜか細かく刻まれた状態で出てきますが、これはまろやかな味わいでまずまず。

 地元では人気店のようですが、ちょっと好みには遠かったかな・・・

| | トラックバック (0)

2010.02.25

【閉店】げんまん@人形町

 人形駅A5出口を出てすぐ。交差点角近くというこれ以上ない好立地。極めて判りやすい場所だけにどでかい看板はほとんど意味がないかも。平日夜に往訪。先客4、後客ゼロ。

Genman1001_03

 メニューは基本的に「みそ」と「醤油」の2本立てですが、なぜか「担々麺」も。また「みそ」「醤油」ともバリエーションがあるので券売機は結構賑やか。

「ど・みそ」譲りの「みそ」が売りっぽいボタン配置でしたが、今回は「醤油こってりらーめん(750円)」を注文。「醤油らーめん」と同値段。これが一番安いメニューで、全体に単価は高め。

 店内はコの字型カウンターのみ20席ほど。厨房には若者が4人も。

Genman1001_00

 円錐状で背が高めの丼で出てきました。

Genman1001_01

 「こってり」にしたためか表面に背脂が目立つだけでなく、分厚い油が層を成しています。「こってり」というよりは単に脂っぽいだけのような・・・また魚粉が全面に出すぎているのと、かえしがきつすぎるのも気になりました。なんだか味にインパクトを求めるうちに、単にバランスを崩してしまっただけのような・・・

Genman1001_02

 浅草開化楼の麺は太めで縮れ入り。つるつるとした食感ながらコシは強く、ギトギトのスープにはぴったり。

 チャーシューは大きめ、かつそこそこ厚みもありましたが、これまたわずかにしょっぱめ。他に白髪ネギ、糸唐辛子、きくらげ、海苔、青菜。

 「みそ」で出直したいところですが、それなら「ど・みそ」のほうが場所的に便利なんだよなぁ・・・

| | トラックバック (1)

【TV観戦記】広島 0-1 山東魯能

・終始主導権を握りながらもCK一発で先制点を取られ、そのまま山東にまんまと逃げ切りを許してしまいました。広島は山東、浦項、アデレードと強敵揃いのグループに入っているのでホームでの敗戦は致命的としか言いようが無く、最悪のACLデビューとなってしまいました。

・結果的にはCK一発に泣いた格好ですが、広島の決定機も前半右から山岸がエリア内に突入した一発しかありません。従ってこの敗戦は決して偶発的なものではなく、ありうべき事態の範囲内かと。

・山東はアウェーらしく終始慎重な試合運び。但し、前から積極的にプレスをかけてくるわけでもなく、そうかといって陣形をコンパクトに保ってスペースを埋めまくるわけでもなく、少なくとも帰陣時の広島と比べるとかなりルーズな守備だったかと思います。

・山東は広島にボールを回されているうちに中に絞りすぎてしまう傾向があるようで、再三再四広島のWBがどフリー。従って広島の得点は時間の問題だろうと思っていたのですが、終ってみればこれは孔明の罠「空城の計」でした。

・「広島は寿人だけケアしておけば無問題」と山東に見切られていたようで、広島は左右から何度もクロスを送るものの、全部山東DF陣に跳ね返されてボールを支配するものの得点機を作れないどころか、満足にシュートすら撃てず。まるで昨年最悪期の浦和を見ているかのよう。中央を固める山東DF陣を崩すアイデアが全くありません。

・先制される前なら外に拘らずにショートパスの交換で中央突破を図れた(ガンバレベルなら楽勝で崩せたような・・・)のではないかと思うのですが、それができない辺りに柏木を失った弊害が露呈したのかも。寿人を囮にし、寿人を追い越して2列目から飛び出すような動きも少なく、山東DF陣を混乱に陥れられないのも柏木不在ゆえでしょうか。広島はACL初参戦ということで西川・山岸・山崎とそれなりの補強を敢行しましたが、肝心の柏木の代わりがいないんですわ・・・

・山東は先制後文字通りベタ引きになってしまい、運動量の落ちた広島は手も足も出ず。同点に追いつくどころか、終盤にカウンターで大ピンチを迎えてしまいました(相手のシュートミスで命拾い)。

・ペトロヴィッチ監督は積極的に選手交代をしない監督だと記憶していますが、戦局が膠着状態に陥り、かつ1点ビハンドになっても打つ手が限られるというのはACLみたいな短期決戦には不向きでしょうなぁ・・・

・結果は芳しくありませんでしたが、平日にも関わらずアクセスの良くないビッグアーチに11,955人もの観客を集めたのは立派。ACL初挑戦のお祝い効果もあったでしょうが。

・TVで見る限りはバックスタンドのホーム寄りがかなり埋まっていたので2万人近くいるのかと思いましたが、アウェー側が全く埋まらないので出来上がりはこんなもんでしょうな。ちなみに厳寒だった昨年のナビスコ予選浦和戦は10,275人。

-----寿人-----
---高萩---李---
服部-森崎和-中島-山岸
--槙野-スト-森脇--
-----西川-----

80分:李→高柳
83分:服部→清水

*青山敏、ミキッチ、山崎は怪我で欠場。

| | トラックバック (0)

2010.02.24

【TV観戦記】鹿島 1-0 長春亜泰

・前半は4-4-1-1気味に低い位置でブロックを作る長春の前に鹿島は手詰まり気味。チャンスらしいチャンスは前半終了間際に興梠が右サイドを抉った場面くらいでそのまま前半終了かと思ったのですが、その直後に野沢FK→中田ヘッドで先制。90分通してみれば長春はGKとDFの連携が怪しすぎで、遅かれ早かれセットプレーの失点は免れなかったかと。もっとも失点場面は単なるマークのズレでしたが。

・鹿島はその後やや前に出てきた長春をいなし、無理に攻めずにゲームをコントロールしながら省エネモードでだらだらと時間を潰して1点を守りきったという印象(途中投入されたジウトンだけはその辺の機微をよく判っていないように見受けられましたが)。

・前後半を通じて鹿島に決定機はほとんどありませんでしたが相手にも決定機を与えず。面白くともなんともありませんが、今年初戦であることを考えれば妥当、かつ良くも悪くも鹿島らしい選択かと。

・長春は前半良く守ってはいましたが当然ながらボールを奪う位置が低く、おまけにビルドアップが下手なので攻撃は最前線にいる9番への放り込みに終始。9番はフィジカルが強くて鹿島は2人がかりで対処せざるを得ず、そんな単純な攻撃でも鹿島にそこそこ脅威を与えていましたが、長春は先制されてからなぜか9番を下げてきっちり繋ぐ方針に転換。でも正攻法で鹿島のプレス網をぶち破るのは甚だ困難。

・長春は体格で勝る分玉際には結構強くて、敵陣深い位置でのこぼれ玉を繋いで攻勢に出る場面もありましたが、それでも鹿島守備陣を崩すには至らず、無理目のミドルシュートを放つのが精一杯。

・新加入のフェリペ・ガブリエルはよく動いて野沢やマルキーニョスと頻繁にポジションチェンジしていましたが、途中で足を攣って交代。コンディションが不十分なんでしょうが馴染むのは早そう。

---興梠--マルキ--
フェリペ--------野沢
---中田--青木---
新井場-李--岩政-内田
-----曽ヶ端----

74分:フェリペ→遠藤
85分:内田→ジウトン
90分:マルキーニョス→大迫

※小笠原は出場停止。本山は長期離脱中。

| | トラックバック (0)

徳島2010(2):いのたに鳴門店

徳島2010(1)から続く)

羽田空港 7:20 (JAL1431 A300-600R) 8:45 徳島空港

20100220no002

試合は翌日だというのに朝イチの飛行機で徳島入り。試合は二の次という取り組み姿勢がモロバレ(^^;

20100220no003

車を借りて早速ポカスタを下見。スタジアム内で作業中というわけでもなさそうなのに、マラソンゲートがどどーんと開放されている、なんともフリーダムなポカスタ。

20100220no019

スタジアムが空港に近いことを確認した後は、朝飯代わりにラーメン屋巡り。徳島ラーメンの代表として知られる「いのたに」の本店は往訪済みですが、今回はスタジアムに比較的近い鳴門店に行って見ました。 ここも本店同様10時半から開店しています。

開店前から車内で待機している先客が3名。

20100220no022

中華そば肉入り(中)にめし(小)をつけて750円也。カウンターで注文するとプラスチックの色札を渡されます。水はセルフ。

20100220no024

入口脇にテーブル席がありますが、店の大部分はカウンター席。5人掛けくらいのI字型カウンターが4本並んでいました。カウンターは吉野家のような対面式になっています。

20100220no028

20100220no027

 とんこつベースのスープはわずかに臭みがありかなり醤油の味が立った感じ。麺は細麺でやや柔らか目。

 肉は醤油が浸みすぎるぐらいに浸みていて、ご飯のおかずには最適だけれども、これだけ食うのはちょっと辛いという感想は本店で食べた時と変わらず。

 でも徳島ラーメンの「ラーメンライス」は、時折食べたくなるくらいの習慣性はありそう。

 なお後から2名やってきましたが、車をよく見れば赤者・・・

| | トラックバック (1)

2010.02.23

徳島2010(1):初めてのポカスタ

20100221no031

初めてのポカリスエットスタジアム。正式名「徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場」。同陸上競技場を含む運動公園全体の命名権が徳島の誇る巨大企業「大塚製薬」に売却され、運動公園自体は「鳴門・大塚スポーツパーク」に。他に「オロナミンC球場」「アミノバリューホール」「ソイジョイ武道館」というのも。

20100221no029

徳島の誇るゆるキャラ「すだちくん」がお出迎え。もともと国体用のマスコットだったのですが、その後県の顔として不動の人気を保っているあたりは埼玉の「コバトン」と全く同じ。

20100221no009

試合開始は14時からだというのに、朝早くから赤者がどこからともなくぞろぞろやって来て行列。

20100221no014

一方ホーム側は人影がないどころか、ゲートすら設営されておらず・・・

20100221no015

ビジター側の売店はこれ一つだけ。スタジアム内に売店は全くありませんでした。

20100221no032

メインスタンド前にも屋台がいくつかあるにはあるのですが、いずれも並んでまで買うようなレベルではなさそうで・・・ 近所のコンビニまで出向くのが妥当なような・・・

集客力&収益力アップのためにはスタ飯の改善は急務だと思います。

20100221no011

ヴォルティス神社?賽銭箱が置かれていました。

徳島ヴォルティスの運営予算はJ2でもかなり小さいほうですが、スポンサーがしっかりしているせいか経営難の噂は聞かれず。但し、収入に占める入場料収入の比率が極めて低く、広告料収入に頼るところが大きいので、収支構造としは健全とは言いがたい様子。

20100221no017

J2仕様のスタジアムで難儀なのは、往々にしてトイレがスタジアム外にしかないこと。しかも数が全く足りません・・・

20100221no016

トイレや売店を利用するためにスタジアムの外へ出るためには再入場券をもらう段取りになっていましたが、当然ながらハーフタイムにこのシステムは破綻。券をもらえずに外に出る人が続出したとか・・・

20100221no024

ホーム側サイドスタンド裏に大塚製薬の工場。そのためスタジアムの蛇口からポカリスエットが出てくるとの噂が絶えません。

サイドスタンドの背後に工場があるのは神戸ユニバーや西京極に類例がありますが、そのさらに後ろの小山に建つ天守状の建物は何でしょうね?

20100221no028

マラソンゲート内に徳島ヴォルティスの選手バスが停まっていました。 車内に描かれているのは徳島ヴォルティスのマスコット「ヴォルタくん」と「ティスちゃん」。狸がモチーフになったのは民話「阿波狸合戦」から来ているのだろうと思いますが、FC東京の「ドロンパ」と被ってしまい、メディアへの露出が低い分少々不憫。

なお、マスコットは浦和戦に現れず。PSMなので来なかったのか、あるいはその働きぶりは浦和のニートと大差がないのかは不明。

20100221no040

かなり旧式の電光掲示板。西京極とそっくり。

試合終了後早い時間帯にスタジアムを出たつもりでしたが、特段交通整理はなされず、スタジアム周辺はどこもかしこも大渋滞。

この日の観客数6713人というのは昨年の平均観客数(4073人)よりもかなり多いものの、愛媛戦で13473人、東京V戦で9334人を集めており、類例のない観客数というわけではないんですが・・・

20100221no037

|-`).。oO 地方での試合ではなんだかよく判らない方をちょくちょく見かけますが、よりによって・・・

| | トラックバック (1)

2010.02.22

桜組

Sakura1002_00

通りすがりに見かけたキングレコードのキャラバンカー。

中国版「リリーズ」のようですが、中国人なのにコスチュームが忍者っちゅーあたりにそこはかとないB級感が・・・

それはともかく、デビュー盤「忍者でござる」に続く第2段が「くのいちサッカー」

まさかとは思うんですが、伊賀FCくノ一とタイアップで営業活動???

| | トラックバック (0)

【観戦記】10年PSM:徳島 2-1 浦和

 宇賀神の左サイド突破からのクロスを逆サイドからエリア内中央へ飛び込んできたセルがきっちり合わせて先制するも、ドタバタと選手を代えだした時間帯から浦和に運動量・連動性が失われて中盤の優位を喪失。その後は防戦一方の展開になり、堀之内が投入された右サイドが炎上してPK与。さらにマシューのお粗末な転倒劇で逆転負け。PSMなので結果に拘る必要は全くありませんが、内容が良かったかとなるとそれも疑問。

 指宿合宿に入ってからウルサン(2/15)→岡山(2/16)→磐田(2/18)と練習試合を重ね、徳島戦は遠距離移動を伴う4戦目。62分以降の大失速は選手がお疲れだったのが一因でしょうし、小破で柏木・ポンテ・平川が帯同すらしていないのも苦戦の原因でしょうが、それにしても2週間後に迫った開幕へ向けて高揚感よりも不安感が募る試合でした。

20100221no034

---エジ--達也---
宇賀神-------セル
---細貝--阿部---
堤--坪井--暢久-岡本
-----山岸-----

62分:細貝→啓太
62分:達也→高崎
67分:坪井→スピラノビッチ
74分:岡本→堀之内
80分:セル→原口
80分:エジ→高原
 
(最終形)
---高原--高崎---
宇賀神-------原口
---啓太--阿部---
堤--摩周-暢久-堀之内
-----山岸-----

20100221no044

・繰り返しになりますが、この試合で最もがっかりしたのはJ2相手にも関わらず浦和優勢な時間帯が長く続かなかったこと。フィンケは試合後の会見でしきりに「60分間から70分間にわたって、ゲームを支配していた」と弁明していますが、それは昨年も同じ。問題が凝縮されている残り20~30分の改善度合いがこの試合の見所だったはずですが、結果は「まるで変わっていない」。

・スタメンがお疲れな時間帯こそ交代選手が活躍しないといけないのですが、残念なことに選手を代えれば代えるほど試合内容はどんどん悪化してゆきました。特に細貝→啓太、岡本→堀之内の交代が致命的。後者は本番ではまずやらない交代でしょうから目を瞑るにしても、啓太は昨年のレギュラーなのに中盤崩壊の引き金を引いてしまったっちゅーのがショックでした。ボールを奪ったところで、そこから先が何もないっちゅーのはなぁ・・・

・練習試合では結果を出している高崎も中盤が崩壊したこともあってか、ボールをうまく引き出せず。結局「誰が出てもそれなりに機能する」域にはほど遠く、スタメンとサブの差が大きいという昨年の課題は依然解消されていない様子。

20100221no045

・そしてついにベールを脱いだマシュー。しかし残念ながら試合勘が戻っていないのは隠しようもありませんでした。大失態を犯した後、傍目にもはっきりと判るほどひどく落ち込んでいましたが、メンタルに問題がある選手でなければよいのですが・・・まぁ前任者のように常に「勝利は俺のおかげ、敗北はお前らのせい」っちゅーのも困ったものですが。

・万一マシューがしばらく実戦で使い物にならないとなると、俄然不安になるのがセットプレーの守備。立ち上がり早々左CKからどんぴしゃりでヘッドを決められ(その過程で徳島にファウルがあったようで得点なし)、その後もヒヤリとさせられる場面もちらほら。流れの中からのハイクロスには暢久がなんとか対応していましたが、セットプレーとか終盤のパワープレーとかへの対処となるとマシュー抜きではしんどいでしょうなぁ・・・

20100221no043

・優勢だった前半もサイドを何度も抉って形を作るものの、それを決められないあたりは昨年と変わらず。ポストプレーを絡めてのショートパス交換による中央突破がなかなか機能せず、結局のところサイドからのクロスに頼ってしまうあたりも昨年同様。ただ決まらないとはいえフィニッシュに至っていますから昨年の泥沼時よりははるかにマシでしょうし、阿部の攻撃参加で2度ばかり決定機を作ったあたりは多少進歩が見られたかと。阿部は代表で出番が無かったのでコンディションや試合勘に懸念がありましたが、全くの杞憂。

・ポンテや柏木といったゲームをコントロールできる選手がいないので、攻撃はどうしてもセルや宇賀神のドリブル突破に拠るところが多くなってしまいましたが、右SBに起用された岡本は何度もセルとのコンビでサイド攻撃に参加して鋭いクロスを連発。岡本は守備も無難にこなし、傍目にはほぼ満点の出来。セル・宇賀神・岡本の活躍がこの試合の収穫でした。左は完全に宇賀神頼みで、堤は後方に控えたまま。

・また前半は大きなサイドチェンジで相手の薄いところを攻める工夫も散見されました。17分あたりに右から左へ大きく振って、宇賀神のシュートに持ち込んだ場面がありましたが、こういう攻撃は昨年あまり見られなかったかと。

・攻めきれずにカウンターを食らってしまう(達也のボールロストが目立ったかなぁ・・・)どころか、後方で致命的なミスを犯して絶体絶命のピンチを招く悪癖は変わらず。徳島のカウンターに鋭さがなかったので事なきを得ましたが、堤の不用意なプレーが目立った他、坪井や細貝も変に持ちすぎておろおろする場面も。優勢だった前半ですら先に失点していてもなんらおかしくない内容だったような・・・

| | トラックバック (1)

2010.02.21

【閉店】曇天@東日本橋

 東日本橋駅B2出口を出てそのまま南へ進むと、交差点の向かいに大きな看板が見えます。平日夜に往訪。先客2、後客2。

Donten1001_03

 メニューはシンプルに「つけめん」と「らーめん」の2本立て。夜は20食限定ながら「とん塩らーめん」を始めた模様。「らーめん(700円)」を注文。並・大盛同値段とのことですが、大盛りにするかどうかは特段聞かれず。

 店内は壁際にカウンターをL字型に配置。さらに店中央に島式のカウンター席も用意して、目一杯客を詰め込んだ感じ。全部で10数席ありましょうか?

 厨房内には若い女性が一人で奮闘。客席には接客係も一人いるのですが、がらがらなのにぼーっと立っていて水セルフっちゅーのはいかがなものか?

Donten1001_00

 カウンターに鰯・鰹・鯖と3種類の魚粉が置いてあります。「魚粉頼みの○ラーメン」という嫌な予感がしましたが・・・

Donten1001_01

 不定形の丼で出てきました。スープはぱっと見クリーミーかつライトな醤油とんこつと思ったのですが、実際のところはかなりオイリッシュ。

 店外にあった能書きによると「豚骨と総州古白鶏を10時間炊き上げて」とあり、さらにかえしも「赤ワインの深い甘みのあるかえしに更に炙りエイヒレを加え」とありますが、これだけ脂っぽくては全てがパーになっているような・・・ やむなく途中で「鰹」を投入しましたが、それで若干くどさが和らいだかなぁ・・・

Donten1001_02

 麺はまんまる製麺製のやや太めストレート麺。並堅かつつるつるした食感で麺は結構気に入りました。2つほど転がっている角煮もなかなかのもの。他にメンマと刻みネギ。

 神田「そら」の2号店と聞いていたのですが、出てきたらーめんは本店とは全く別物でした。この出来だとつけめんが売りなのかも。

| | トラックバック (0)

2010.02.20

【閉店】めぐさめんこ@高田馬場

 高田馬場駅から早稲田通りを西へ。「純連」や「ぼたん」よりもさらに西にあるのでかなり遠く感じます。平日昼に往訪。先客ゼロ、後客4。

Megusa1001_03

 中野製麺所直営の「もりおか冷麺」「盛岡じゃじゃ麺」が食べられる店として有名で、早速「盛岡じゃじゃ麺・中(700円)」を注文。但し冷麺、じゃじゃ麺の専門店というわけではなく、普通のラーメンも出していますし、納豆みそラーメンという変り種も。実際後客のうち2人はラーメンを頼んでいました。

Megusa1001_00

 店内はテーブル席のみで4人掛けが4卓と2人掛けが1卓。「じゃじゃ麺の美味しい食べ方」のビデオを繰り返し放映。店内は岩手県の地図が貼ってあったりしますが、それほど岩手観光色を全面に打ち出している風でもなく。スタッフは厨房内にオヤジが一人と接客係の女性が一人。

「特製生めん使用のため、茹で上がりに10~12分かかる」との注意書きが貼ってありましたが、確かに先客ゼロなのにかなり待たされます。ランチタイムでこの待ち時間はちょっと辛い。

Megusa1001_01

 麺の上に肉味噌がでんと載っています。あとはひらすら混ぜ混ぜ。混ぜた後はどう見ても「グロ画像」になってしまうのがじゃじゃ麺の難点。

 これだけだとかなり単調なので酢、らー油、にんにくを入れて味を変えながら食べるのがよろしいかと。特ににんにくを入れる前と後では劇的に味が変わるので、最初はにんにくなしでベースである肉味噌の味を確かめるのがいいかも。

Megusa1001_02

 麺はかなり柔らかくてべちょっとしていて、それでいてびろーんと微妙な弾力性があります。その食感ゆえ好き嫌いが分かれるかもしれません。

 じゃじゃ麺を食べる時にいつも思うのがキュウリの存在。箸休めなんでしょうが、それならわざわざ肉味噌の中と一緒に混ぜ混ぜしなくてもいいのになぁ・・・ 玉ねぎなりキャベツなりの炒め野菜のほうがよほど合いそうな気がしてなりませんが。

 さはさりながらわざわざ盛岡まで行かなくても十二分に美味いじゃじゃ麺が食べられる点では実に貴重な店です。

| | トラックバック (0)

2010.02.19

第二次鈴木内閣

・鈴木啓太(留任) - キャプテン。但し任務は花束受領とコイントス、及び失点直後にあさっての方向へ向かって手を叩くぐらいの軽作業。

・阿部勇樹(留任) - 老人会代表。相変わらず何を言っているのかよく判らないのだが、敵を作らないので選挙には強い。

・山岸範宏(新任) - ブロガー代表。当然ながら柏木が来年この座を狙っている。

・細貝 萌(留任) - 若頭兼中堅代表。最大派閥の領袖。軽作業はキャプテンに任せて、裏で(ry

・山田直輝(新任) - 新設された子供会の代表。会員はファイサルと岡本のみ。原口はトンズラ。

------------------

・山田暢久(退任) - 「山田」と書かれた票は全部直輝にカウントされてしまい、まさかの落選。

・坪井慶介(退任) - 1年間阿部と一セットで任命してみたが、「阿部語→日本語」の通訳は特段要らないことが判明したので退任。

| | トラックバック (0)

福知山へ

「阪神なんば線試乗」から続く)

大阪 11:30 (3234M サハ223-2185) 11:34 新大阪
新大阪 12:05 (北近畿7号 モハ183-814) 13:44 福知山

Kitakinki0908_00

新大阪からJR西日本の誇るボロ特急「北近畿」で、丹波地方の要衝福知山へ向います。そのボロ加減については以前記したので、今回は省略。

Kitakinki0908_01

大阪からの福知山線と京都からの山陰本線とが福知山駅で交差し、そこから城崎や舞鶴へと分かれるので「ビッグXネットワーク」。一応福知山駅で乗り換えの便宜が図られているのですが、そんなに頻繁に電車がやって来るわけでもない単線同士でネットワークっちゅーのも相当無理があるような・・・

Fukkuchiyamasta0908_00

福知山駅到着。

Fukkuchiyamasta0908_05

 高架化されてから福知山駅には2、3回来ていますが、いずれも電車から福知山市街を眺めただけなので改札口を出て駅舎を眺めるのはこれが初めて。

 もともと駅の南側には車両基地があってそれ以外何にもなかったはずですが、変われば変わるものです。

 駅の防風壁は、福知山踊りで踊り手がかぶる編み笠の列をイメージしたもの。

Fukkuchiyamasta0908_01

Fukkuchiyamasta0908_02

 駅内にあった名物「鬼そば」はなくなってしまい、その代わりに喫茶・軽食店が入店。高架下に商店街が入るほど大きな街ではないので、昼間の駅はがらーんとしています。テナントの一つに「餃子の王将」があったのが目を惹く程度。

Fukkuchiyamasta0908_04

 もともとの表口である北口は整備途上で、駅前のバスターミナルもやっつけ仕事風(もっともさほど大きくもない福知山市街ですから、駅にバスなんてそんなに頻繁に来ませんからこんなもんでいいのでしょうが・・・)。

 駅横にあるJR西日本の福知山支社はまだまだ現役。

Fukkuchiyamasta0908_03

 高架化&車両基地移転に伴って出来た空き地が手付かずのまま放置されているのが物悲しいというかなんというか。また南口駅前を国道9号が走り、そちらにロードサイド店が建つようになったためか、駅北側の商店街に元気が無いのは残念無念。

 地方都市はどこへ行っても駅前の衰退が著しく、これが鉄道旅行の魅力を削ぐ一因になっているようにも思えます。

| | トラックバック (1)

2010.02.18

阪神なんば線試乗

「いったい何時の話だよ!」との謗りは免れませんが、個人用のメモ書き代わりのエントリーです。

東京 6:50 (のぞみ101号 786-3002) 9:26 新大阪
新大阪 9:37 (1131B モハ207-1534) 9:41 大阪
大阪 9:44 (2395E サハ201-87) 9:50 西九条

Nambaline0908_00

09年3月20日に西九条-大阪難波間が延伸開業した「阪神なんば線」に遅まきながら乗ってまいりました。

高架の大阪環状線のさらにその上に覆いかぶさるように作られた阪神の西九条駅。ものすごく巨大な駅に見えますが、実態は2面2線のただの中間駅に過ぎません。

Nambaline0908_01

阪神なんば線が開業してからかなりの日が経ちましたが、西九条駅には一大イベントだったせいか、未だに開業記念の名残が。真弓監督もその後ズタボロになるとは夢にも思わなかったでしょうなぁ・・・

Nambaline0908_02

Nambaline0908_03

西九条 10:06 (阪神電車 5805(近鉄)) 10:12 桜川

Nambaline0908_04

Nambaline0908_05

 やって来たのは近鉄の5800系。座席の位置を変えてクロスシートにもロングシートにもなるという変わった電車ですが、この日はクロスシートで運用。西九条を出ると電車は安治川を越えて急勾配で地下に潜ります。

桜川 10:17 (阪神電車 1259(阪神)) 10:19 大阪難波

Nambaline0908_06

 桜川駅の奥に難波からやって来た近鉄電車の引上げ線があるので、桜川駅は阪神の駅なのに近鉄の回送電車がやたらやってきます。

Nambaline0908_07

Nambaline0908_08

 大阪難波。隣の上本町駅とともに、阪神なんば線開業と同時に駅名の頭に「大阪」が付きました。

 南海に馴染みがあって、待ち合わせといえば「ロケット広場」だった者にとっては、近鉄の難波なんてほとんど来るなんかないから、同じ難波といってもまるで別世界なんだよなぁ・・・

なんば 10:48 (大阪市交 21209) 10:57 梅田

| | トラックバック (1)

2010.02.17

パートナー、全社残留!

2010年シーズンの浦和パートナー各社がようやく公式サイトで明らかになりました。

・2009年最終戦(鹿島戦)のMDPに載っている2009年パートナー各社と比較すると、驚いたことに大は明治製菓から小は横浜ゴムに至るまで全く顔ぶれが変わっていないんですわ、奥さん! (金額ベースでの増減は、後に公表されるP/Lを見ないと判りませんが)

・2年連続無冠。しかもアジア進出どころか、「打倒、松本山雅!」が現実的な目標になってしまった浦和ですから今年はパートナー数社が離脱、特にトルコ航空様やルフトハンザ様に見捨てられてもやむを得ないと思っていただけに嬉しい誤算です。

・BOSS様も撤退して、移動用のスーツが「洋服の青○」になるかもしれんと思っていましたが、それも杞憂に。

・不況が長引いてスポンサー集めに四苦八苦しているクラブが少なくない中、弱体化した浦和を引き続き支援していただけるのは誠にありがたい限り。当方が直接恩恵を受けているわけではありませんが、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

| | トラックバック (0)

あかつき@駒込

 駒込駅東口から山手線を潜って南側へ。「アザレア通り」のどん詰まりに位置。平日夜に往訪。

Akatuki1001_03

 スナックの集合ビルの1階。しかもビルの奥という、全くもってラーメン屋には不向きな立地。そもそもこのビル自体、もともと飲食店が入ることを想定していないような造りですが・・・

Akatuki1001_02

 中の様子が判らず、一見さんにはハードルが高そうなドアを開けると、実にこじんまりしたラーメン屋でI字型カウンターが8席ほど。若い女性が一人で切り盛りしています。先客3、後客ゼロ。

 ドア近くの券売機で「あかつき麺(650円)」を注文。メニューは「あえそば」との二本立て。

 無料のトッピングとして「ニンニク」「ヤサイ」「カラメ」「アブラ」がある辺りは二郎風。出来上がる直前にトッピングの有無を聞かれましたが、全部「普通」で。

Akatuki1001_00

 麺の量は250gとありましたが、野菜(モヤシ、キャベツ)増しにしないとボリューム感はさほどありません。

 スープは二郎と比べるとかえし、脂、ニンニク、全てにおいて控えめ。二郎インスパイアだと思うとがっかりするかもしれません。もっとも個人的には「二郎チックではあるが、二郎にはほど遠い何か」といった現状がかなり気に入りました。本郷あたりと比べると格段に学生は少なく、古い住宅地で年齢層高めの駒込で商売するにあたって、どんどんライト化した結果なのかもしれませんが。

Akatuki1001_01

 麺がかなり変わっていて手もみ風の極太麺。「内モンゴル産かん水使用自家製極太麺」とのことですが、堅めの茹で上がりで麺をすするというより、限りなく小麦の固まりを食べている感じ。わずかにスープに対して強すぎるかなと思いますが、許容範囲でしょう。

 チャーシューは厚みがあって、かつ塩っ気抑え目でかなり気に入りました。

 野菜増しは頼まないほうがバランス的によさげ。

 麺に個性がある現状では、おいおい「あえそば」に力を入れる方向へ行ってしまうかもしれませんが、久しぶりに大当たりの店でした。

| | トラックバック (0)

2010.02.16

【閉店】麺創房 玄@新宿

 新宿・紀伊国屋書店の脇道を入ってすぐ。間口が狭く、かつ地下1階という一見さんにはハードルが高い立地ですが、新宿のど真ん中でラーメン屋を開こうとすればこんな場所になってしまうのかも。過去何度も店を立ち上げては放り出してきた(?)ことで有名な田中氏のプロデュース店。

Gen1001_04

 平日夜に往訪。先客5、後客ゼロ。

 階段を降りたところに券売機。「玄麺(880円)」を注文。他に醤油や塩、つけ麺なども用意され、ボタンは結構賑やか。。「醤油」が680円と「玄麺」と比べてやたら安いのが気になりますが、材料に変に拘らなければこんなもんということなのかどうか?

 店内はやや狭小かつ横長。しかもカウンターはなぜか一直線ではなく、厨房設備との兼ね合いか妙に屈曲しています。全部で20席弱はありましょうか。厨房内にはスタッフが2名。

Gen1001_03

 田中氏らしく、壁には材料のウンチクがずらずら。

Gen1001_01

 表面が油膜でテカっているスープは醤油の酸味がきつい感じ。店先のパンフによると”「東京しゃも」、近藤醸造の醤油、糀屋三郎衛門の「昔みそ」など一見、喧嘩しそうな主張の強い各素材の美味しさを、小さな丼の中で融合させます”とのことで、最初はその目当たらしさが嬉しいものですが、食べ終わることにはスープの酸味に少々ヘキヘキ。揚げネギが多少アクセントになってはいますが・・・

Gen1001_02

 麺は細めで緩く縮れ。不思議なこと表面は少々茶がかっています。やや堅めであんまりスープを吸いそうにないんですが、麺を食べる分には酸味の強いスープが気にならずにかえって好都合。

 肉厚のチャーシューは残念ながらこれまた醤油ダレに浸かりすぎてか、かなりしょっぱくなってしまいました。他にしゃきしゃきっとしたほうれん草、味玉半個、メンマ、白髪ネギ、糸唐辛子、それに揚げネギ。

 いかにも手間がかかっていそうな逸品で、かつて「一茎草」で出ていたものに似てはいますが、「一茎草」ではそんなに酸っぱい、しょっぱいとは感じなかったからなぁ・・・「道玄」はしょっぱかったから、味をそういう方向にシフトさせているのかもしれんけど、自分の好みとは違う方向に行ってしまったようで。

| | トラックバック (0)

2010.02.15

指宿での激励会

<2010年>

15日の午前のトレーニングを前に、指宿いわさきホテル内サッカー場では、鹿児島県・指宿市・JAいぶすき・山川水産加工業協同組合による、キャンプ合同激励式が行なわれた。
冒頭では、フィンケ監督に、指宿市観光協会から花束贈呈。その後、伊藤祐一郎鹿児島県知事代理の南薩地域振興局・川久保常雄総務企画課長、豊留悦男指宿市長代理の指宿市産業振興部・大岩本稔観光課長からそれぞれ激励のご挨拶をいただいた。その後、かごしま黒豚70kg、かごしま茶4kg、フルーツ10万円相当、そら豆12kg、さつま山川鰹節5kgが、選手を代表して山田暢久、堀之内 聖、鈴木啓太、田中達也、加藤順大に手渡された。

<2009年>

19日、午前のトレーニングに先立ち、指宿市いわさきホテル室内練習場で、地元観光協会などによる「2009年浦和レッドダイヤモンズ激励式」が執り行なわれました。
まずは指宿市観光協会からフォルカー・フィンケ監督に花束が贈呈されました。続いて鹿児島県の伊藤祐一郎知事代理の南薩地域振興局長・田村洋一氏と、指宿市の田原迫要市長代理の指宿市副市長・上曽山満氏から、それぞれ激励の挨拶があり、「フィンケ新監督の下、26日までの指宿キャンプで十分に調整をし、すべての大会に優勝できるよう、期待したいと思います」との言葉をいただきました。
続いて鹿児島県、指宿市、指宿市観光協会、いぶすき農業(協)、山川水産加工業(協)からチームに、かごしま黒豚70キロ、フルーツ10万円分、そら豆12キロ、花かつお5キロが贈呈され、チームを代表して坪井慶介、阿部勇樹、鈴木啓太、加藤順大が受け取りました

-----------------------------------------

|-`).。oO 指宿市長代理が副市長から観光課長に格下げになった代わり、昨年にはなかった「かごしま茶」が付き、花かつおが鰹節になった・・・

なお、指宿で入れ替わりになった名古屋と比べると「天然鰤、天然鯛」がないというのは昨年同様

この扱いの差は成績によるものではなく(苦笑)、激励会主催者にトヨタグループがいるかいないかの差だけのようですね。

| | トラックバック (0)

【TV観戦記】日本 1-3 韓国

・これまでの3戦の内容からすれば十二分に予想できたことですが、ほとんど決定機らしい決定機がないまま完敗。幸いにもPKで先制しただけ。コンディションが良くない時期とはいえ、この4連戦で最重要だった韓国戦にほぼフルメンバーで臨みながらも惨敗した意味はあまりにも大きく、W杯本戦へ向けて暗雲立ち込めるどころか土砂降り模様になってしまいました。

・岡田監督のチーム作りが行き詰まりを見せているのは明らかでW杯不出場国にすら勝てず、W杯出場国には手も足も出ませんでした。全く非現実的な話ですが、監督を代えて選手選考から見直してもらう大博打(しかも成功する可能性が薄い・・・)の誘惑にかられてしまいそう・・・

・序盤から日本がボールを支配して相手を押し込むものの、FWにボールが入らず決定機をほとんど作れないお馴染みの展開。一方の韓国もカウンターに活路を見出そうとするも、こちらも日本の中盤のプレス網に苦しんでカウンターが有効打にならない。良く言えば守り合い、悪く言えば双方ぐだぐだ。

・ところが双方PKを取られて、試合は一気に流動化。

・闘莉王が韓国DFに首投げをくらったような格好で倒され、どこからどう見てもPK。GKイ・ウンジェが動かないせいか、遠藤がコロコロではなく中央にズドンと蹴りこんで先制。その直後今後は内田が交わされたあげくに足を引っ掛けてしまってPK与。イ・ドングッが難なく決めて同点。

・その後ゲームが落ち着かないまま韓国に攻勢を許し、日本DFラインとCHの間に入り込んだFWイ・スンリョルへのマークが甘くなってしまい、無理目のミドルシュートが中澤にあたってコースが代わる不運もあって韓国逆転。

・それだけならまだしも、闘莉王が相手エリア内で韓国DFともつれ合いながら倒れ、なぜか一発レッド。手癖・足癖の悪い闘莉王はかねてからいつかやるやると思っていましたが、よりによって伝統の日韓戦で炸裂(笑) いや笑っている場合ではないか。

・韓国も伝統のラフプレーが多く、キム・ジョンウが不用意というか、愚かしいとしか言いようが無いプレーで2枚目のイエローをもらって退場。

・これで日本も少々落ち着きを取り戻したものの、攻め込みながら決定機を作れないという展開は相変らず。

・韓国はカウンターの機会をずっと窺っていて、ついに日本右サイドを縦パスの交換で簡単に攻略。長友の居残りで日本はオフサイドも取れずに致命的な3失点目をくらい、ジ・エンド。

・韓国DFラインの裏にスペースなんてないのに寿人を入れてどうする、岡田??? こんな時こそ平山だろう・・・

・不甲斐ない選手だらけの中で、稲本だけは体張りまくりでよくやっていました。海外で苦労したのは伊達じゃない。こういうしんどい試合でこそ良く判る。

---玉田--岡崎---
大久保------中村憲
---遠藤--稲本---
長友-闘莉王-中澤-内田
-----楢崎-----

大久保→香川(故障による交代)
HT:香川→岩政
玉田→佐藤寿

| | トラックバック (0)

2010.02.14

日本国憲法 第30条

梅崎と山田直がe-Taxを体験(浦和公式)

山田直輝

「確定申告は今年が初めてです。昨年まではおこづかいだったので(笑)、税金もなく使い切れましたが、梅さんが言ったように僕もちゃんと残しておきたいです」

|-`).。oO プロなんで納税するのは当たり前なんだが、加藤清史郎が納税するような違和感・・・

| | トラックバック (0)

【TV観戦記】日本女子 2-1 韓国

 スタメンはGKを海堀から山郷に代えただけで、ほとんど中国戦と同じメンバー。

 開始20分足らずでカウンターから立て続けに2得点。韓国DF陣はスピードに難があるようで、いったん裏を取られると簡単に崩壊。近賀→大野、あるいは宇津木→大野→山口と自陣から手数をかけない攻めが非常に効果的でした。

 守っては相変らずの凄まじいプレッシングで韓国にシュートどころかまともなビルドアップさえ許していませんでしたから、「こりゃ今日は韓国をタコ殴りやな」と内心(・∀・)ニヤニヤしていたのですが、残念ながら序盤飛ばしすぎたようでその後は尻すぼみに。中盤のプレスも甘くなり、攻守の切り替えやサポートもめっきり遅くなってしまいました。

 前半30分くらいから互角の展開に。後半は小雪混じりの荒天で急激に体力を奪われたのか、日本の足が先に止まって自陣深い位置で不用意にFKを与えては韓国の波状攻撃を浴びてついに失点。「技術の日本、体力の韓国」という伝統の日韓戦らしい試合内容に。

 佐々木監督は2点リードしているのになぜか守備専業の右SB矢野に代えて岩渕を投入し、岩渕を右SH、近賀を右SBへ回す攻撃的な手を打ちましたが、これは完全に失敗。残念ながら岩渕は攻守に何の役にも立たず、近賀も消耗が著しいためか最終ラインがやたらばたつくだけに。この失着が1点を失った一因でしょう。てっきり消耗しまくりでスピードを失っている大野を岩渕に代えるのだろうと思ったのですが・・・

 しかし、1点取られてなお続くしんどい時間帯を宇津木&澤の両CHを中心に凌いでいるうちに、韓国も息切れしてなんとか逃げ切り。CH宇津木って運動量が多くて、苦しい局面でこんなに使える選手だったとはびっくり。

 序盤に畳み掛けて、あとは凌ぎきるというのは日本のゲームプラン通りだったのだろうと思いますが、予想以上に日本の消耗が早くて内容は今一つ。しかし、それでもしっかりと結果を残す日本女子。いやはや恐れ入りました。

---大野--山口---
宮間--------近賀
---宇津木---澤--
鮫島-熊谷-岩清水-矢野
-----山郷-----

67分:矢野→岩渕
86分:山口→高瀬
90分:大野→中野

| | トラックバック (0)

2010.02.13

トーフラーメン 幸楊@西浦和(2)

 祝日の昼に2度目の往訪。前回の課題「トーフラーメン(600円)」を注文。

Kouyou1001_03

 先客6。祝日らしく、いかにもラーメン屋巡りっぽい方もちらほら。食べ終わった頃には店外に待ち客が5名ほど。

Kouyou1001_01

 かなり広口の丼で出てきました。あんかけの豆腐と挽き肉、そしてネギと見た目は麻婆ラーメンのようですが、全くと言っていいほど辛くないので刺激を期待してゆくと拍子抜けするかもしれません。

 鶏がらベースの古典的な醤油ラーメンっぽいスープをベースにしていることもあって、見た目とは相反して脂っぽさもほとんどなく、豆腐のぷるぷる感を十二分に楽しめました。うずら卵が一つだけ入っています。

Kouyou1001_02

 麺は細い縮れ麺。これまた弱いそうに見えますが、最後までスープに負けることなし。

 底に溜まった挽き肉をサルベージしているうちにスープも完飲。

Kouyou1001_00

 豆腐で嵩上げされているとはいえ、そこそこ量もあるのにラーメン(650円)より安いというっちゅーのが不思議。

Kouyou1001_5

|-`).。oO そうだったのか・・・

| | トラックバック (0)

2010.02.12

浦和レッズマガジン

浦和オヒサルから。

本日発売された浦和レッズマガジンは「浦和名鑑2010」と題し、新シーズンを戦う全選手のプロフィールを掲載しています。
山岸範宏×柏木陽介の巻頭スペシャル対談も必見です。お問い合わせは(株)朝日新聞出版03-5540-7793まで。

|-`).。oO 浦和レッズマガジンの発売元がいつの間にかアスペクトから朝日新聞出版に代わっとるんだが、何かあったのかな?

浦和レッズマガジンって立ち位置がかなり微妙なんだよなぁ・・・ 

月刊誌ゆえ速報性皆無。

分析内容を売りにしようとしても試合日前後の状況分析についてはMDPが非常に充実していているし、プレビューにしてもレビューにしても参考に値する個人ブログも多数あるし。

MDPではやりにくい反体制的というか野党的というか、そんなスタンス(もちろん報知的、夕刊フジ的という意味ではなく)だと面白いかもしれんけど、売れないかぁ?

| | トラックバック (0)

【TV観戦記】日本 3-0 香港

・長友が体調不良、岡崎が負傷で、小笠原&駒野がスタメン入り。あとは稲本に代えて今野を入れたくらいでほぼ中国戦の面子と同じ。公式戦とはいえプライオリティーは極めて低く、しかも3カ国中最も弱い香港相手なのに、しょっぱい試合を2試合もやらかして、テストの余裕がなくなってしまった岡田(笑)。

・雨でピッチコンディションが良くないせいか、ベタ引きの香港に対して圧倒的にボールを支配するものの前半は縦パスにミスが多くて流れの中からはほとんどチャンスを作れず、決定機はセットプレー頼み。しかしながら、前半終了間際に香港DFのクリアミス & GKとの連携ミスという僥倖に恵まれて玉田がようやく先制。角度の無いところから無人のゴールへぶちこむ。

・香港のカウンターに鋭さがないので失点の気配は皆無。

・後半頭から今野に代えて平山を投入し、4-2-2-2にシフト。このレベルの相手に守備専業の今野は不要だし、前線に基点を増やすのは極めて妥当。平山自体の出来は微妙(っちゅーか、好機に外しまくりだわなぁ・・・)だったものの、香港は平山といい、再三前線に乱入してくる闘莉王といい、ガタイのでかい選手を持て余し気味で、香港相手に勝つためには効果的な策だったかと。

・もっとも平山投入や闘莉王乱入がW杯本戦に向けて何の意味があるのかという疑問は拭えませんが。

・今野、小笠原とこれまで出番の少なかった選手を相次いで下げてしまう岡田。香港相手に一杯一杯(笑笑)

・遠藤左CK→闘莉王でようやく追加点。さらに同じく遠藤左CKからのこぼれ玉を玉田が押し込んで3点目。香港、セットプレーの守備が悲しいほどにまるでダメ男・・・

・フジの実況アナはなんで香港を何度も韓国と言い間違えるのだろう? 地上波民放の中では非常にマシな実況だし、だいたい香港戦をゴールデンタイムで地上波中継してくれるだけでも御の字というべきなんでしょうけど。

-----玉田-----
大久保--遠藤--中村憲
---今野--小笠原--
駒野-闘莉王-中澤-内田
-----楢崎-----

HT:今野→平山
小笠原→稲本
大久保→香川

| | トラックバック (0)

2010.02.11

担々麺本舗 辣椒漢@小川町

 神田駅西口から神田警察署通りを西へ。神田署や東京電機大を挟んで、同じく坦々麺専門店の「かつぎや」があります。

Rashouhan1001_04

 平日夜に往訪。先客1、後客3。

Rashouhan1001_00

 店には「担々麺」と大書してあるだけなのでぱっと見では屋号が判りません(笑)。入口脇の行灯には「辣椒漢 」とあり、「らしょうはん」と読みます。ちなみに「辣」は「ラー油」の「ラ」。

 店は間口が狭くて奥行きが深いタイプ。I字型カウンター8席のみでやや手狭。コート類を掛けるところがありません。

Rashouhan1001_01

 担々麺専門店ですが汁無しの「正宗担々麺」を表看板にしている模様。しかし、寒い時期なんで汁有りの「日式担々麺(850円)」を注文。日本風の意味で「日式」と記すのは中国や韓国ではよく見かけますが、店主は中国の方なのかなぁ?  他に「油そば」や「激辛担々麺」なども。 券売機はなく後払い。

 厨房には店主と女性アシスタントの2人。厨房もかなり手狭でスタッフはすれ違いに難儀。

Rashouhan1001_02

 広口かつ浅めの丼で出てきました。大きなチンゲン菜がゴロンと乗っかっていて、いかにも「日式」。麺の上には肉味噌がどっさり。そしてナッツが少々。

 スープの色合いからなんとなく想像できましたが、残念ながら辛さはほんの申し訳程度。ごまだれが強めに出たマイルドな味わいで、辛さよりは酸味のほうが強いくらい。

 麺は並太、かつ心持ち柔らか目。スープの絡みはまずまず。

Rashouhan1001_03

 丼の底から挽き肉とナッツをサルベージしながら食べ終えた頃には自然体でスープもほぼ完飲。鼻水もほとんどでないまま。

 万人受けする出来とは思いますが、何らかの刺激やインパクトを求めたい人には物足りないでしょうな。量が少ない(150g)割には近隣の「かつぎや」よりも高いのも気がかり。

 売り物の「正宗」で出直しです。

| | トラックバック (1)

2010.02.10

麺屋武蔵 武仁@秋葉原(2)

 秋葉原駅から昭和通りを渡ってすぐ。

Bujin1001_02

 正月明け早々に開いているラーメン屋は少ないようで、何軒かに振られた後に入店(平日夕方)。2度目の来訪。

 前回は「らー麺」だったので、今回は冬季限定の「味噌らー麺(830円)」を注文。先客5、後客7~8。前回来た時よりは明らかに客足が良かったのですが、正月明け早々にに店を開けているのが効いているのかどうか。1000円以上もするメニューを前面に押し出す強気の営業姿勢は相変らず。

Bujin1001_00

 スープはもともとの「動物+魚介のWスープ」で味噌を溶いただけっちゅー感じかなぁ・・・どろっとはしていますが、それ以外に特に際立った特徴はなく、出汁の味が味噌でかき消される分、ノーマルな「らー麺」より劣る感じ。しかもスープの量が少ないのが気になりました。

Bujin1001_01

 麺は心持ち太めで若干縮れ。もちもちっとした麺はかなり柔らか目で好みに合わず、スープにも合っていないような・・・

 具は分厚い角煮風のチャーシュー、メンマ、刻みネギ、茹でキャベツ、糸唐辛子。そして白・黒のゴマがパラパラと。

 「らー麺」より50円高いだけの付加価値は全く見出せず。

| | トラックバック (0)

2010.02.09

REDS FESTA 2010

久しぶりに駒場での開催となったREDS FESTA。

まぁ例年通りぐだぐだ進行でだらだらと始まって、だらだらと終る風ではありましたが、スーパーアリーナでの企画を駒場へ持ち込んだ「紅白戦」が大失敗。観客・選手共々気まずさが漂いまくる全く締まらない幕切れになってしまいました。

これで天気が悪かったりでもすれば来年のフェスタは観客数1万人割れでしょうなぁ・・・

20100207no001

駒場開催になって一番変わったのはパートナーブースが大きく縮小されたこと。スーパーアリーナではパートナーからただで色々もらえたんですが、駒場開催になってパートナーブースを縮小せざるを得なくなったのか、パートナーからの協賛金が減ったのでスーパーアリーナでの開催が出来なくなったのか・・・

20100207no002

そんな中ひっそりと展示されているU-15女子,U-18女子、なでしこ制覇のトロフィー。上田県知事からも思わず「女に負けるな」との檄が(苦笑)

20100207no00400

GGRでは依然馴染む気配がない長野さんですが、実物はさすがのものがありました。

20100207no008

朝早くから営業活動に勤しむ一家。

20100207no009

東クルヴァ前でトップ選手&コーチの記念写真(伊勢丹前に貼るやつ?)を何枚も試写し(従ってフェスタ本番で新加入選手がフェスタで颯爽と顔見世という按配にはならず・・・)ているうちにだらだらとした時間が流れ、ようやくフェスタスタート。

20100207no010

まずレディース全選手を紹介。新加入選手が何人かいましたが特段紹介されず。

20100207no018

続いてトップチームを紹介。以前はユースやジュニアユースレディースの面々も一通り披露していましたが、今年はカット。

20100207no023

恒例のトークショー。柏木の売り出しに懸命な様子が窺われました。

20100207no028

昨年同様、だらだらと入場してはだらだらと帰ってゆく「ゆる玉応援団」。

20100207no035

どう見ても坪井がゴミ拾いをしているようにしか見えませんが、選手へのメッセージ紙飛行機を拾い集めている最中。従来の「かくれんぼ」や「ウォンテッド」みたいなふれあい系の企画が駒場では出来ないので、その代わりなんだろうなぁ・・・

でも、結構面白いメッセージを拾って読み上げていたので、これはこれでそこそこ笑いが取れました。

20100207no041

で、問題の紅白戦。

事前の仕込みも何もなく選手をピッチ、しかもスーパーアリーナよりはるかに広いフルコートに放りだしても、丸投げされた選手が困るわなぁ・・・ 

20100207no046

で、どうしようもないまま前半を終え、さすがに運営サイドも背筋(首筋?)が寒くなったのか、レディア一家投入を決断。これが見事に機能してかろうじて祭りの体裁を成しはしましたが、フェスタ終了時の挨拶でも選手が申し訳なさそう。

まぁイベントとしての質に疑問符が付くのも毎年のことで、「つまらん、つまらん」と文句をたれながらも賀詞交歓会のようなつもりでついつい出かけてしまう、それが浦和のフェスタ。

それでいいのだ。

| | トラックバック (0)

2010.02.08

【TV観戦記】日本 0-0 中国

・ベネズエラ戦の内容からして中国戦に多くは望めないだろうと思い、女子の試合だけ見て飛田給から撤収(ゲートの係員に「半券で再入場できませんよ!」と何度も声をかけられましたが(苦笑))。自宅でテレビ観戦。大正解でした。

・ベネズエラ戦に続いてスコアレスドロー。ひと叩きしたせいか、さすがにベネズエラ戦よりは日本の動きは良くなり、凡ミスも激減しました。しかし、たいして決定機は作れず、しかもその数少ない決定機を決められないという課題は全く変わらず。

・予めスケジュールが決まっている公式戦なんでやむを得ないとはいえ、この時期W杯に出られない格下の国(唯一同格の相手がよりによって韓国・・・)ばかりと対戦するっちゅーのは問題だと思うのですが、その格下相手ですら内容で圧倒できず、結果も出せず。

・中盤で優勢に立ち、サイドから何度か攻撃の形を作るもののシュートを打ち切れない。相手のスキルが高くないことに助けられて比較的に容易に前線までボールが運べるようになったものの、結局のところ決定機には至らない点ではベネズエラ戦をなぞったような展開。

・前半のチャンスらしいチャンスは右サイドに流れた岡崎が相手のミスに乗じてタッチライン深く抉って中村憲シュートくらい。後半も早い時間帯に長友→大久保ヘッドと内田シュートがポスト直撃。そして終盤に内田→平山→大久保のボレーが中国DFに阻まれたくらいのが惜しかったくらい。

・総じて日本の攻撃は前後半とも最初の15分くらいまでは盛んにSBが攻撃参加して敵陣に迫るものの、その後は急激に尻すぼみになり、ただ敵陣の前でパスを回しているだけ。もともと90分持たないと言われるサッカーをコンディションが良くない状況下でやろうとしているのでますます稼働時間が短くなっているのかもしれませんが、それにしてもお粗末。

・平山投入でも全く局面は打開できず。いよいよ闘莉王大作戦かと思っているうちに試合終了。

・結果出せず、内容なく、勝とうとする意欲も感じられず。試合終了後の味スタは音量を絞っているテレビですらはっきり判る大ブーイング。何を言っているのか良く判らないんだけれど、とにかく悲痛な叫び声を上げている女性サポの野次を拾ってしまった(?)フジテレビ、GJでした。

・悲痛な叫び声を上げたいのは、ゴールデンタイムにこんな試合の中継を組んでしまった(しかも立て続けに4試合もある!)フジテレビも同じか・・・

・但し選手名をしょっちゅう間違える実況アナは困ったもの。「日本がボールを支配しているので、中国が先にバテますよ」と言っては見たものの、そんな気配は全く伺えずにダンマリの解説(清水)も少々カッコ悪かったな。

・ちゅーか、中国はバテるどころか、終盤は体格差を生かして1対1で日本を潰しまくっていたような・・・ そしてカウンターからサイド攻撃。再三攻撃参加する日本のちびっこSBが裏を突かれた時の守備ってW杯本戦へ向けての最重要課題のはずですが、中国相手ですら何だかなぁな気配。そして長友の言い逃れようのないハンド&PK献上で「岡田の首が吹き飛ぶ衝撃の敗戦か!」と思わず(・∀・)ニヤニヤしてしまったのですが、楢崎が空気を読まずに(苦笑)見事セーブ。

・国立での韓国戦は荒れそうですなぁ・・・試合ではなく、客席が。

-----岡崎-----
玉田--中村憲--大久保
---遠藤--稲本---
長友-闘莉王-中澤-内田
-----楢崎-----

62分:玉田→平山
85分:大久保→佐藤寿
85分:中村憲→金崎

| | トラックバック (0)

2010.02.07

【観戦記】日本女子 2-0 中国

・スキルに大差があって2-0はいたって妥当な結果。ただ内容で圧倒的に良かったのは守備で、攻撃面では少々疑問符の付く試合でした。

・極寒かつ強風のせいか、前半の日本はお世辞にも動きが良いとは言いがたい様子。中盤を支配しているので、DF陣が凡ミスさえしなければ点を取られる気配はないのですが、ボールを奪ってからの攻守の切り替え、選手の連動がイマイチ。2トップと中盤の距離が遠く、再三2トップへスルーパスを通すものの、中国CBはそこそこスピードがあってシュートは撃たせない。日本は2トップへのフォローがなく、しかも大野・山口もコンビネーションが熟成しているとは言いがたいせいか、てんでバラバラに動いているのでボールを支配している割にはチャンスらしいチャンスはなし。

・但し、幸いにも宮間のFKが決まって先制(19分)。女子では狙うには少々辛い距離と思いましたが、強風を突いて見事にゴールネットにFKを突き刺しました。

・後半はようやく体が温まってきたせいか、格段に日本の動きがよくなり、しかも前線と中盤の絡みも良くなって、パスを回しながら人数をかけて敵陣に迫る日本らしい攻撃が垣間見られるようになりました。しかし、それでも案外決定機は少なくて、澤が左サイドへ大きく展開→FWポスト→宇津木がミドルシュート!が綺麗(でもGK正面)だったのと、大野&近賀が中国DFと2対1になりながら近賀が決められなかったのがあったくらいかな?

・近賀が中国のクリアミスに乗じて追加点を上げ(61分)、「今日は勝ったな、風呂でも入るか!」てな気分になったところで、佐々木監督は岩渕投入でファンサービス(?)。まぁA代表デビュー戦でいきなり大活躍とはいかず、小技に長けているところは垣間見せたものの、少々浮いている状態でしたが。っちゅーか、攻撃陣がベレーザだらけになってしまったせいか、終盤は狭いところでパスを回して中央突破というベレーザ臭漂いまくる攻撃になってしまったのが少々アレでした。サイドはどうした、サイドは?

・そんな感じで攻撃はもう一つ二つでしたが、守備はほぼ万全。中国は体格で日本に勝ってはいますが、その体格差を生かすような放り込みなんて全然仕掛けてこず、中盤できっちり繋ごうとするので、ビルドアップの過程で日本の凄まじいプレス網に引っかかってしまってほとんど何もできず。セットプレーが少々厄介なくらいで、中国がロングボールを蹴ってきた時に日本DFが凡ミスをしなければ失点はまずなかろうっちゅー感じ。

・浦和からは矢野、熊谷が出場。高卒2年目の熊谷が早くもCBで代表デビュー。まぁ日本は中盤の守備が素晴らしいので、これくらいの相手だとDFラインが冷や汗を欠くことも少なく、初陣としては可もなく不可もなしといった印象。

・矢野はなぜか代表だとSBで使われます。CBを最終ラインにごてごて並べるってまるでカトQ@京都なんですが、矢野は守備は磐石なものの、残念ながら攻撃能力皆無。たまに前線に顔を出してきますが、これがなんとも挙動不審で「間違って上がってきてしまった坪井」状態。女子もSBが人材難なのかなぁ・・・

・山郷さんはなぜかお休みで、ひざ掛けを掛けたままベンチに鎮座。

・っちゅーか、なんで山郷・矢野・熊谷の「浦和3点セット」で最後尾を固めないのか不思議。

---大野--山口---
宮間--------近賀
---宇津木---澤--
鮫島-熊谷-岩清水-矢野
-----海堀-----

65分:山口→岩渕

| | トラックバック (0)

2010.02.06

味噌屋八郎商店@新宿(2)

 「味噌屋八郎商店」に2度目の往訪。日曜日、しかも正月に開いている店は限られているので、開いてそうな店を選んで往訪した次第。

 先客7、後客も三々五々やって来てすぐに店は満員になり、最終的には店内で1~2人待ち客が出ていました。店内はL字型(但しかなり横長)カウンターのみで10席ちょっと。厨房内にはスタッフが3人。

Misoya1001_03

 前回はオーソドックスに「味噌らーめん(780円)」を注文したので、今回は「カレー味噌(880円」に挑戦。大盛り無料なので、券売機で「大盛券」も連打しましたが、この店で大盛りを頼んでいる客は少ない模様。

 先客は全員注文待ちだったので、短時間のうちにぞろぞろやって来たのでしょう。

 最初に丼が出てきた女の子3人組は「味噌」と「辛味噌」と餃子を頼んで、3人でラーメンを子供向け(?)の小丼に取り分けながら食べてましたけど、それってありなのかなぁ??? 写真も撮っていたので食べ歩きが趣味なんでしょうけど・・・食べるのも遅くて、他の先客どころかワシが食い終わってもまだだらだら食べてるし・・・

Misoya1001_00

 「味噌」との最大の違いは、カレー風味をつけて炒めた挽き肉がどっさり乗っていること。この分が100円増しなんでしょうな。カレーラーメンではなく、あくまでも「カレー味噌」なんでカレーがやたら辛いわけでもなく、ましてやカレーが味噌を打ち消してしまうこともありません。かなりこってり感がありますが、味噌ラーメンのバリエーションとして誰にでも楽しめる範囲内に仕上がっていると思います。

Misoya1001_02

 麺はやや太めで緩く縮れており、ざらざら、ぼそぼそとした食感。こってりスープには最適。他に薄いチャーシュー、炒めもやし、刻みネギ。

 「なんつっ亭」のほうはイマイチなんですが、「味噌屋」は結構いけますね。次回は「トマト味噌」にチャレンジ。

| | トラックバック (0)

2010.02.05

与ろゐ屋@浅草

 浅草仲見世通りと伝法院通りの交差点辺り、浅草寺近くに建つ浅草の老舗。昼に何度か来たことがありますが、平日夜の往訪は初めて。

Yoroi0912_04

 カウンター席10席ほどの1階には先客3だけでしたが、2階の様子は不明。食べている最中に三々五々2階から客が降りてくるところを見ると1Fより人が入っている模様。場所柄グループで来る客が多く(後客にはなんと11人という団体も!)、グループ客はどんどん2階にあげているのでしょう。店内にはほんのり煮干の香り。

Yoroi0912_00

 らーめん(700円)を注文。昼は食券制(しかも自動販売機ではなく、アシスタントの手売りでやたらでかい札を渡されます)ですが夜は後払い。他に「梅しおらーめん」「ざるらーめん」、さらに冬季限定の「柚子切りらーめん」といったメニューも。

Yoroi0912_01

 丼は底が深めで裾すぼまり。

Yoroi0912_02

 案内によればスープは「大山鶏と豚のゲン骨をベースに煮干・かつお節類・昆布で仕上げた」とのこと。確かに煮干とカツオ節の出汁・香りがしっかり効いています。表面に脂が浮いていますが脂っぽさはなく、いたってあっさりした味わい。後味も頗るすっきり。和風らーめんのスープとしての完成度の高さを感じます。強いて難をあげれば柚子をちょっと加えすぎかなぁ・・・

Yoroi0912_03

 麺は細い縮れ麺。残念なことに柔らか目の茹で上がり。スープとの相性を考えればぎりぎり許容範囲かなと思いますが、個人的な好みには合わないことは確か。

 チャーシューは意外に厚みがあり、和風スープをぶち壊しにしないように脂を落としながらも肉の味わいが十二分に楽しめる優れもの。他に刻みネギ、メンマ、海苔。

 麺が好みに合わないのは残念ですが、万人受けする作りながら、それでいて完成度の高さを感じさせる、さすがは老舗といったところでしょうか。

| | トラックバック (0)

2010.02.04

日程君2010

注目すべきは下記3点

・衝撃の平塚開催!

 昨日発表されたJ日程におけるビッグサプライズはこれに尽きます。てっきり浦和戦は国立で開催するものと思い込んでいたのですが、なんと湘南は全試合ホームゲーム平塚開催を選択。

 チケ取りが難儀な千葉がいなくなったと思ったら思わぬ伏兵が。まさに一難去ってまた一難。しかも千葉と違って苦労してチケを取ったところで著しく見辛いスタジアムが待っているだけなので、労多くして功少なし。そんな平塚開催。

 平塚での浦和戦は浦和J2時代の2000年第32節(9月9日)以来。

 湘南の昨年の平均観客数は7300人程度。但し好成績が手伝ってか、観客1万人超の試合も何度かあり、最終節草津戦は14,080人。そしてスタジアムのキャパは18500人。浦和からの行きやすさを考えれば小瀬@甲府よりさらにチケ取りは難しいかも・・・

・夏場の移動地獄、再び

 第13節 7/18 (日) 18:00 ガンバ大阪@万博

 第14節 7/24 (土) 18:00 サンフレッチェ広島@埼玉

 第15節 7/28 (水) 19:00 京都サンガF.C.@西京極

 第16節 7/31 (土) 18:00 大宮アルディージャ@埼玉

 第17節 8/8 (日) 18:00 ヴィッセル神戸@ホムスタ

 第18節 8/14 (土) 19:00 名古屋グランパス@豊田

なんでわざわざ夏場に長距離遠征(さらに神戸→豊田の連闘付き!)を固めるかね?

しかも、その反動で第19節以降の長距離移動は磐田と広島しかない。

旅行するなら秋じゃろうが、日程君!!!

・久し振りに落ち着いて迎える最終節

 ホーム最終戦=最終節のお相手は神戸。

 ここ4年間「06年G大阪→07年横浜FC→08年横浜M→09年鹿島」となぜか開幕節のお相手が最終節にも回る日程が続きました。

 毎年毎年最終節にガチンコ対決を演出する結果になるため、一部では「神」と讃えられる日程君。でもこの判で押したような日程設定を見ると実は無能なのでは?との疑念を抱かざるを得なかったのですが、今年はその縛りを解いたようです。

 しかも相手は例年なら駒場送りにされてもおかしくない神戸。なんとも地味な相手との最終戦で、久しぶりに静かな年の瀬になりそうです。

|-`).。oO そしてまたしても最終節がその年の公式戦最終戦になってしまうのか???

| | トラックバック (0)

出石そば

「出石城」から続く)

Izushisoba0905_00

出石の名物といえば「皿そば」。

西日本の蕎麦どころといえば出雲が有名なくらいで、他にあったっけ???っちゅーのが一般的な認識かと思います。出石にポツンと蕎麦どころがあるのは不思議な気がしますが、江戸時代中期に信濃国上田藩より出石藩に国替えとなった仙石政明が蕎麦職人を連れてきたのがその始まりとのこと。

Izushisoba0905_01

Izushisoba0905_02

最初に立ち寄ったのは辰鼓櫓のすぐ傍にある「松福堂」。とりあえず「皿そば(850円)」を注文。薬味にネギ、とろろ、わさび。テーブルに鶏卵が置いてあるのは蕎麦屋では珍しいような・・・

Izushisoba0905_04

黒っぽい田舎そば。皿そばは5枚出てきましたが、一皿一口っちゅー量なのでこれでば全く物足りません。さらに皿5枚を追加(130円×5)。

Izushisoba0905_05

蕎麦自体はまずまずでしたが、薬味が予めテーブルに置いてあるとか、そばの盛りが雑でテーブルに垂れているとか。接客があまり良くありません・・・

Izushisoba0905_11

Izushisoba0905_06

出石城を巡った後に「入佐屋」を往訪。またしても「皿そば(850円)」を注文。

Izushisoba0905_10

ちょうど昼飯時ということもあって店は満員だったので、離れに通されました。新店舗を増設で、旧店舗(?)は混雑時だけ使っているのかもしれませんが、他に誰もいないのでまるで隔離されたような感じ。

トイレの芳香剤がそこはかとなく漂ってきます。

Izushisoba0905_08

Izushisoba0905_09

こちらは「松福堂」よりは東京風に近い白っぽい蕎麦。

どちらの店も蕎麦そのものは可もなく不可もなくだけど、接客がだめですね。いかにも観光地の蕎麦屋っちゅー感じで残念でした。

| | トラックバック (0)

2010.02.03

ネタバレの後で

2010背番号決定!

サヌもチームに合流し、2010シーズンの全選手の背番号が決定いたしましたのでお知らせします

|-`).。oO このニュースに先だって「2/7REDSFesta当日のプログラム」で全選手の背番号を公開し、かつ「チームプロフィール」も更新済みなんですが・・・

背番号のお知らせではなく、レプリカの販売促進にこのニュースの意義があるのかなぁ・・・・

現時点における個人的な関心事項は「パートナーの異動」なんですが、こちらはまだ更新されていないようです。レッズフェスタ待ちかな?

| | トラックバック (0)

【TV観戦記】日本 0-0 ベネズエラ

・事実上今年初の代表戦。

・日本は国内組だけ。しかも昨年天皇杯を早々と敗退しために年明け早々から練習に明け暮れていた者もいれば、元日までフル稼働していたために代表合宿直前まで休んでいたもいて、コンディションはおそらくバラバラ。

・相手は南米最弱の座を欲しいままにしていた(最近は多少強くなってはいるようですが、それでもW杯出場は遠い・・・)ベネズエラ。昨年初戦のフィンランドしかり、その後のベルギー・スコットランドしかり、もはや親善試合で日本にやってくる相手に多くを期待できないのは明々白々。今回もどんなかませ犬っぷりを発揮してくれることやら・・・

・と戦前はタカをくくっていたのですが、案外ベネズエラはまともなチームでした。中盤では激しくプレスをかけてきますし、玉際も結構強くて日本が複数人でプレスをかけても簡単にはボールが取れません。日本の良さを潰してくる対戦相手という点ではまずまずでしょう。もっともベネズエラは守備で頑張るのが精一杯で、点を取れる気配はほとんどなし。

・ただ、前半10分で闘莉王がスピード不足を露呈してか(?)簡単にぶっこ抜かれ、フリーでヘディングシュートを許した場面は見逃せません(・∀・)ニヤニヤ

・存外ベネズエラの出来が良かった反面、日本の出来は悲惨そのもの。シーズン初戦であることを割り引かないといけないにせよ、ベネズエラと比べて動きの悪さは一目瞭然。おまけに試合勘がないせいかパスミス・トラップミス続出。

・ベネズエラDF陣はスピードに難がある様子だったので、ちびっこ2トップにサイドから速いボールが入ればなんとか得点になりそうな感じがしましたが、肝心の中盤がメロメロ。

・後半平山が投入された辺り(大久保が左SHに回ってようやく中盤に動きが出てきたのも手伝ってか?)でベネズエラの中盤のプレスも鋭さを失い、日本が押し込み気味になりましたが、今度はサイドからクロスを入れるまでに手数が掛かりすぎて、どん引きのベネズエラ守備陣を崩せず、全部跳ね返されてジ・エンド。

・結局のところ、日本の見せ場らしい見せ場は小笠原のミドルシュート2本くらいで、その他にもシュートこそ放っているものの決定機皆無。コンディション調整以上の意味を持たない試合なのかもしれませんが、これじゃ収穫ゼロでしょうなぁ・・・ 

・内田のコンディション不良が長引いていよいよ本戦がヤバくなった場合、この日の徳永の出来では絶望的なことだけはよく判りました。

・俊輔がダメな場合に備えて小笠原をテストしてみましたが、やはり急ごしらえ感は免れず尻しぼみのパフォーマンス。でも、ろくに試合に出ていない俊輔を本番で主軸に据えるほうがもはやどうにかしてるんじゃないかと思うので、東アジア選手権でどんどん小笠原をテストするしかないでしょうなぁ・・・

---岡崎--大久保--
中村憲------小笠原
---遠藤--稲本---
長友-闘莉王-中澤-徳永
-----楢崎-----

59分:中村憲→平山
59分:徳永→駒野
75分:小笠原→金崎
75分:岡崎→佐藤寿
84分:大久保→香川

| | トラックバック (0)

2010.02.02

出石城

「城崎温泉」から続く)

城崎温泉 8:05 (162D キハ47-1) 8:17 豊岡

豊岡 8:39 (全但バス)  9:08 出石

Izushi_0905_00

朝湯を楽しんだ後は但馬の城下町「出石(いずし)」へ。出石藩6万石の城下町ですが、鉄道が通らなかったためか(戦前は「出石鉄道」があったとか、そういうマニア話はさておき)明治以降発展することなく、静かな佇まいを保っています。

Izushi_0905_01

Izushi_0905_02

出石のシンボル「辰鼓楼」。

櫓本体は1871年(明治4年)完成。もともとは時計台ではなく辰の刻の城主登城を知らせる太鼓を叩く櫓でしたが、1881年(明治14年)に蘭方医池口忠恕の寄贈でオランダ製の機械式大時計を据えて時計台に。

Izushi_0905_04

Izushi_0905_05

出石城は山名氏の最盛期、但馬国守護となった山名時義が、出石神社の北側の此隅山に、此隅山城を築いたのが最初。

その後此隅山城は長らく山名氏の本拠となり、その後紆余曲折があって本拠を有子山城へ移しましたが、そこも羽柴秀吉による但馬遠征で落城。

現在残る出石城は関ヶ原前後に出石を有していた小出吉政が有子山城を廃してその山麓に築いたもの。

Izushi_0905_06

本丸西隅櫓(復元)。その手前が二の丸跡。

Izushi_0905_07

本丸へ向けての階段にはなぜかお稲荷さん風に鳥居が建っています。

Izushi_0905_08

本丸跡。本丸の背後に高石垣があるのは非常に不思議ですが、本丸の後方には「稲荷曲輪」が控えています。

なお本丸跡には「感応殿」と呼ばれる祠が建っています。もっとも出石城健在の時分にあったわけではなく、藩主仙石氏の祖である権兵衛秀久を祀って明治期に旧家臣が造ったものとのこと。

Izushi_0905_09

稲荷曲輪に建つ稲荷社。件の鳥居はこのためだったんですな。

城址マニア的にはさらに山を登って有子山城址を目指すのが正統らしいのですが、そこまでの根性はなく・・・

Izushi_0905_10

城跡から見下ろせば 蒼く細い河

橋のたもとに造り酒屋の レンガ煙突

(稲荷曲輪からの風景)

| | トラックバック (0)

2010.02.01

城崎温泉

和田山駅から続く)

Kinosaki_0905_00

志賀直哉の「城崎にて」で有名な城崎といいたいところですが、今や小・中学校で志賀直哉を教えているのかどうか微妙だからなぁ・・・ 城崎温泉が最も賑わうのは冬のカニの季節なのかなぁ?

Kinosaki_0905_01

城崎は外湯が非常に充実していて、温泉街の真ん中を流れる川面に柳が揺れる風情と相まって湯巡りが楽しいところ。城崎の外湯は長らく「七湯」でしたが、近年になって駅のすぐ傍に立ち寄り湯「さとの湯」が出来ました。

Kinosaki_0905_02

「さとの湯」が出来る前は最も駅に近かった「地蔵湯」。この湯の泉源から地蔵尊が出たのでこの名があり、此来庭内に地蔵尊を祀っています。

Kinosaki_0905_03

外湯と並んで城崎温泉を印象付ける柳の並木。

Kinosaki_0905_04

城崎で最も規模の大きい「一の湯」。もともとは「新湯(あらゆ)」と呼ばれていたのですが、江戸時代の医師香川修徳がその著「薬選」の中でこの湯を、天下一と推賞したことから「一の湯」になったとのこと。

もっとも今の城崎温泉は源泉を集中管理してますから、「一の湯」もへったくれもないような・・・ 源泉を集中管理している以上、湯巡りしたところでお湯自体に変わりはないというのが城崎の難点。

Kinosaki_0905_05

「鴻の湯」。外湯の中で最も古くから開けた湯で、こうのとりが足の傷をいやしたことから発見されたといういわれにもとづいて名づけられたとのこと。

Kinosaki_0905_06

でも、そのこうのとりは首を負傷(笑)

Kinosaki_0905_07

「まんだら湯」 。717年(養老元年)温泉寺開祖道智上人の曼陀羅一千日祈願によって湧き出たことに由来。

Kinosaki_0905_08

翌朝「御所の湯」へ行って見ました。開店前から行列をなしています。人気があるのは「御所の湯」は2005年7月に新築移転され、比較的新しいためでしょうか?

Kinosaki_0905_09

付近の宿からやって来た客だらけで、色とりどりの下駄が店先に花を添えているようでもあり。

Kinosaki_0905_10

「御所の湯」の名は南北朝時代の歴史物語「増鏡」に1267年(文永四年)後堀河天皇の御姉安嘉門院が入湯された記事があることに由来。

城崎温泉は肝心のお湯が残念なことになっているのが最大の難点ですが、いつ行ってもそぞろ歩きが楽しい良い温泉街だと思います。

| | トラックバック (1)

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »