徳島2010(1):初めてのポカスタ
初めてのポカリスエットスタジアム。正式名「徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場」。同陸上競技場を含む運動公園全体の命名権が徳島の誇る巨大企業「大塚製薬」に売却され、運動公園自体は「鳴門・大塚スポーツパーク」に。他に「オロナミンC球場」「アミノバリューホール」「ソイジョイ武道館」というのも。
徳島の誇るゆるキャラ「すだちくん」がお出迎え。もともと国体用のマスコットだったのですが、その後県の顔として不動の人気を保っているあたりは埼玉の「コバトン」と全く同じ。
試合開始は14時からだというのに、朝早くから赤者がどこからともなくぞろぞろやって来て行列。
一方ホーム側は人影がないどころか、ゲートすら設営されておらず・・・
ビジター側の売店はこれ一つだけ。スタジアム内に売店は全くありませんでした。
メインスタンド前にも屋台がいくつかあるにはあるのですが、いずれも並んでまで買うようなレベルではなさそうで・・・ 近所のコンビニまで出向くのが妥当なような・・・
集客力&収益力アップのためにはスタ飯の改善は急務だと思います。
ヴォルティス神社?賽銭箱が置かれていました。
徳島ヴォルティスの運営予算はJ2でもかなり小さいほうですが、スポンサーがしっかりしているせいか経営難の噂は聞かれず。但し、収入に占める入場料収入の比率が極めて低く、広告料収入に頼るところが大きいので、収支構造としは健全とは言いがたい様子。
J2仕様のスタジアムで難儀なのは、往々にしてトイレがスタジアム外にしかないこと。しかも数が全く足りません・・・
トイレや売店を利用するためにスタジアムの外へ出るためには再入場券をもらう段取りになっていましたが、当然ながらハーフタイムにこのシステムは破綻。券をもらえずに外に出る人が続出したとか・・・
ホーム側サイドスタンド裏に大塚製薬の工場。そのためスタジアムの蛇口からポカリスエットが出てくるとの噂が絶えません。
サイドスタンドの背後に工場があるのは神戸ユニバーや西京極に類例がありますが、そのさらに後ろの小山に建つ天守状の建物は何でしょうね?
マラソンゲート内に徳島ヴォルティスの選手バスが停まっていました。 車内に描かれているのは徳島ヴォルティスのマスコット「ヴォルタくん」と「ティスちゃん」。狸がモチーフになったのは民話「阿波狸合戦」から来ているのだろうと思いますが、FC東京の「ドロンパ」と被ってしまい、メディアへの露出が低い分少々不憫。
なお、マスコットは浦和戦に現れず。PSMなので来なかったのか、あるいはその働きぶりは浦和のニートと大差がないのかは不明。
かなり旧式の電光掲示板。西京極とそっくり。
試合終了後早い時間帯にスタジアムを出たつもりでしたが、特段交通整理はなされず、スタジアム周辺はどこもかしこも大渋滞。
この日の観客数6713人というのは昨年の平均観客数(4073人)よりもかなり多いものの、愛媛戦で13473人、東京V戦で9334人を集めており、類例のない観客数というわけではないんですが・・・
|-`).。oO 地方での試合ではなんだかよく判らない方をちょくちょく見かけますが、よりによって・・・
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