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2010.02.24

【TV観戦記】鹿島 1-0 長春亜泰

・前半は4-4-1-1気味に低い位置でブロックを作る長春の前に鹿島は手詰まり気味。チャンスらしいチャンスは前半終了間際に興梠が右サイドを抉った場面くらいでそのまま前半終了かと思ったのですが、その直後に野沢FK→中田ヘッドで先制。90分通してみれば長春はGKとDFの連携が怪しすぎで、遅かれ早かれセットプレーの失点は免れなかったかと。もっとも失点場面は単なるマークのズレでしたが。

・鹿島はその後やや前に出てきた長春をいなし、無理に攻めずにゲームをコントロールしながら省エネモードでだらだらと時間を潰して1点を守りきったという印象(途中投入されたジウトンだけはその辺の機微をよく判っていないように見受けられましたが)。

・前後半を通じて鹿島に決定機はほとんどありませんでしたが相手にも決定機を与えず。面白くともなんともありませんが、今年初戦であることを考えれば妥当、かつ良くも悪くも鹿島らしい選択かと。

・長春は前半良く守ってはいましたが当然ながらボールを奪う位置が低く、おまけにビルドアップが下手なので攻撃は最前線にいる9番への放り込みに終始。9番はフィジカルが強くて鹿島は2人がかりで対処せざるを得ず、そんな単純な攻撃でも鹿島にそこそこ脅威を与えていましたが、長春は先制されてからなぜか9番を下げてきっちり繋ぐ方針に転換。でも正攻法で鹿島のプレス網をぶち破るのは甚だ困難。

・長春は体格で勝る分玉際には結構強くて、敵陣深い位置でのこぼれ玉を繋いで攻勢に出る場面もありましたが、それでも鹿島守備陣を崩すには至らず、無理目のミドルシュートを放つのが精一杯。

・新加入のフェリペ・ガブリエルはよく動いて野沢やマルキーニョスと頻繁にポジションチェンジしていましたが、途中で足を攣って交代。コンディションが不十分なんでしょうが馴染むのは早そう。

---興梠--マルキ--
フェリペ--------野沢
---中田--青木---
新井場-李--岩政-内田
-----曽ヶ端----

74分:フェリペ→遠藤
85分:内田→ジウトン
90分:マルキーニョス→大迫

※小笠原は出場停止。本山は長期離脱中。

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