出石そば
(「出石城」から続く)
出石の名物といえば「皿そば」。
西日本の蕎麦どころといえば出雲が有名なくらいで、他にあったっけ???っちゅーのが一般的な認識かと思います。出石にポツンと蕎麦どころがあるのは不思議な気がしますが、江戸時代中期に信濃国上田藩より出石藩に国替えとなった仙石政明が蕎麦職人を連れてきたのがその始まりとのこと。
最初に立ち寄ったのは辰鼓櫓のすぐ傍にある「松福堂」。とりあえず「皿そば(850円)」を注文。薬味にネギ、とろろ、わさび。テーブルに鶏卵が置いてあるのは蕎麦屋では珍しいような・・・
黒っぽい田舎そば。皿そばは5枚出てきましたが、一皿一口っちゅー量なのでこれでば全く物足りません。さらに皿5枚を追加(130円×5)。
蕎麦自体はまずまずでしたが、薬味が予めテーブルに置いてあるとか、そばの盛りが雑でテーブルに垂れているとか。接客があまり良くありません・・・
出石城を巡った後に「入佐屋」を往訪。またしても「皿そば(850円)」を注文。
ちょうど昼飯時ということもあって店は満員だったので、離れに通されました。新店舗を増設で、旧店舗(?)は混雑時だけ使っているのかもしれませんが、他に誰もいないのでまるで隔離されたような感じ。
トイレの芳香剤がそこはかとなく漂ってきます。
こちらは「松福堂」よりは東京風に近い白っぽい蕎麦。
どちらの店も蕎麦そのものは可もなく不可もなくだけど、接客がだめですね。いかにも観光地の蕎麦屋っちゅー感じで残念でした。
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