福知山へ
(「阪神なんば線試乗」から続く)
大阪 11:30 (3234M サハ223-2185) 11:34 新大阪
新大阪 12:05 (北近畿7号 モハ183-814) 13:44 福知山
新大阪からJR西日本の誇るボロ特急「北近畿」で、丹波地方の要衝福知山へ向います。そのボロ加減については以前記したので、今回は省略。
大阪からの福知山線と京都からの山陰本線とが福知山駅で交差し、そこから城崎や舞鶴へと分かれるので「ビッグXネットワーク」。一応福知山駅で乗り換えの便宜が図られているのですが、そんなに頻繁に電車がやって来るわけでもない単線同士でネットワークっちゅーのも相当無理があるような・・・
福知山駅到着。
高架化されてから福知山駅には2、3回来ていますが、いずれも電車から福知山市街を眺めただけなので改札口を出て駅舎を眺めるのはこれが初めて。
もともと駅の南側には車両基地があってそれ以外何にもなかったはずですが、変われば変わるものです。
駅の防風壁は、福知山踊りで踊り手がかぶる編み笠の列をイメージしたもの。
駅内にあった名物「鬼そば」はなくなってしまい、その代わりに喫茶・軽食店が入店。高架下に商店街が入るほど大きな街ではないので、昼間の駅はがらーんとしています。テナントの一つに「餃子の王将」があったのが目を惹く程度。
もともとの表口である北口は整備途上で、駅前のバスターミナルもやっつけ仕事風(もっともさほど大きくもない福知山市街ですから、駅にバスなんてそんなに頻繁に来ませんからこんなもんでいいのでしょうが・・・)。
駅横にあるJR西日本の福知山支社はまだまだ現役。
高架化&車両基地移転に伴って出来た空き地が手付かずのまま放置されているのが物悲しいというかなんというか。また南口駅前を国道9号が走り、そちらにロードサイド店が建つようになったためか、駅北側の商店街に元気が無いのは残念無念。
地方都市はどこへ行っても駅前の衰退が著しく、これが鉄道旅行の魅力を削ぐ一因になっているようにも思えます。
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