徳島2010(3)
(徳島2010(2)より続く)
とりあえず腹を満たしたところで、ゆるゆると徳島観光へ。
徳島に来たら一にも二にも「渦潮」と行きたいところですが、この日の大潮は昼過ぎということで、それまでは半ば時間潰し。
幸い四国八十八箇所巡りの一番札所「霊山寺」がポカスタの近くにあることが判ったので早速往訪。上写真は霊山寺山門。
88箇所のうち、1番から23番までが徳島県内。実は昔4番札所まで歩いて回ったことがあったりします(^^; 「ウェルちちかめ」で有名になった美和町の薬王寺が23番で、その次が室戸岬の最御崎寺。ここがめちゃ遠い。
霊山寺の住職は妙な趣味を持っているのか、あるいは煩悩が抜けないのか、お遍路さんの装束を身にまとっているものの随分と艶かしいマネキンがそこかしこに。
当然ながら八十八箇所巡りはここを起点とする方が多いため、霊山寺周辺には巡礼装束である白衣や金剛杖、菅笠、納経帳、掛け軸など様々な巡礼用品が揃えられる売店が充実しています。巡礼用装・グッズって結構高くて(っちゅーか、宗教関連のものって大体においてめっちゃ高いですわなぁ・・・「ディスカウントの神様」っちゅーのはおらんのか?)、一通り揃えると万単位の金額になります。従って外見は輪袈裟とずた袋だけっちゅー方が多い感じ。
ずた袋は巡礼用の小物や納経帳等を入れるものですが、見たところ結構ポケットが多い様子。しかもサイドにPETボトルを入れる網ポケット付きっちゅーのがいかにも現代風。正直言って「シーチケのおまけで付いてくるバックよりもはるかに使えるんじゃね?」と思って買う買うまいか迷ったのですが、真白で非常に目立つ上に汚れやすいのが難で購入見合わせ(笑)
四国まで行くのはさすがに大儀ですが、西国三十三箇所巡りならやってみるかも・・・
霊山寺の次はドイツ館。
第一次世界大戦中のドイツ人捕虜収容所(板東俘虜収容所)の記念施設として1972年に創設されたものだそうで、現在の建物は2代目(1993年竣工)。隣に道の駅「第九の里」を併設。収容所があったのは別の場所。また同収容所を舞台にした映画「バルトの楽園」のロケとドイツ館とは直接の関係もない模様。
観光施設としてはイマイチ感は免れませんが、係員があれこれ親切・丁寧に観光情報を教えていただきました。
なーんにもやらなくてもそれなりにお腹は空いてくるもので、海産物が美味しいらしいとの評判が高い「びんび屋」へ。
値段的にはめちゃ安いというわけではなく、観光地にしては良心的かなっちゅー程度。隣のテーブルで食べていた海老カレーが気になりましたが、さすがにラーメンの後にカレーはきついですわ(苦笑)。
「刺盛定食(1500円)」也。その後鳴門~徳島で3度も海産物を食べる機会に恵まれましたが、普段食べているものと比べて圧倒的に美味いのはワカメではないかという気がしないでもなく・・・ もちろんお刺身も十二分に美味しいのですが。
店先では海産物を売っていましたが、木箱に「根室」とか「釧路」っちゅーのがちょっとアレなような・・・
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