【TV観戦記】日本 0-3 セルビア
・もうこのチーム、どう見ても壊れてますわ・・・ 戦術的に行き詰まっている上に、チームに一体感がない。監督の求心力なんてとうの昔に失われ、予め決められた試合スケジュールを淡々とこなしているだけ。
・東アジア選手権惨敗の衝撃はそれだけ大きかったのでしょう。オフシーズン明けでどーたらこーたらと同選手権での不振をかばう向きも無きにしも非ずでしたが、完全2軍&監督すらベンチ入りしていなかったセルビア戦の結果をもってすればやはり中国や韓国に勝てないのは実力通りだったとしかいいようがなく・・・
・例によってボールは支配しているものの、決定機は前後半1回ずつ。守っては縦パス一本でDFラインをぶち破られて前半だけで2失点。他にも危ない場面がテンコ盛り。闘莉王が出場停止で栗原が久々に招集されましたが、(本人だけのせいではないにせよ)DFラインのコントロールがメタメタで前半だけでお役御免。
・っちゅーか、栗原にしろ、山瀬にしろ、この期に及んでこれまでほとんど招集したことのない選手を呼ぶ意味が判らんのだが。大学生の招集なんてただの話題作りと勘繰られても致し方ないでしょう。しかも栗原は前半だけでクビ。
・阿部、徳永、興梠といった当落線上にいる選手を起用するというのがこの試合のあるべき姿だと思うけど、比較的マシだった興梠を前半だけで下げてしまう謎采配。一度失格の烙印を押したはずの徳永を90分使って、やっぱり失格なのが判ったのがこの日の収穫でしょうか(苦笑)
・久々スタメンの阿部。浦和での好調ぶりを示すかのように前半は攻撃に絡んでいましたが、稲本とのコンビネーションの良し悪しはテレビでは確認できず。後半頭は姿が見えなかったのでお役御免かと思ったところ、なんとCBにいました。岩政は呼ばれず、栗原が大失態を犯したことを考えれば、阿部はCB兼用でW杯本戦メンバー入り決定でしょうな。
・シーズン入りしてからずーーーっとお疲れの遠藤は明らかに精彩を欠き、中村は時折要所にパスを出すもののそれ以上に周囲に守備負担を掛ける始末。この二人を試合に出すこと自体疑問なんですが、さらに疑問なのは怪我持ちの玉田を途中投入し、案の定怪我を悪化させて途中交代。これ見たらこの監督に選手を預けることに戦慄を覚えるのがフツーじゃないかと・・・
-----興梠-----
岡崎---遠藤--中村俊
---阿部--稲本---
長友-中澤--栗原-徳永
-----楢崎-----
HT:興梠→玉田
HT:栗原→石川
70分:中村→山瀬
82分:玉田→矢野
82分:遠藤→槇野(阿部が再びボランチへ)
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