麺や樽@四谷3丁目
四谷3丁目駅から新宿通りを東へ。みずほ銀行を過ぎた角を曲がって「車力門通り」を下ってすぐ。
新橋駅や神田駅周辺の「オヤジの街」とは全く趣を異にした、大人の街然とした飲み屋街の一角に店を構えています。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客1。
夜は飲み屋兼用のラーメン屋になっていても不思議はないのですが、メニューは「つけ麺」と「らーめん」、それにトッピングでバリエーションをつけているだけのシンプルな構成。酒はビールのみですし、特段つまみ類に力をいれているようでもなく。「らーめん(700円)」を注文。
店内はL字型カウンター10席。但し配膳用の通路でカウンターを2つに分断した格好。厨房内にいらっしゃるのは若夫婦でしょうか?
広口で浅めの丼で出てきました。
スープは動物系+魚介系でクリーミーな舌触り。類似のものがそこらじゅうにある感じではありますが、動物系、魚介系とも自己主張せず、非常にバランスが取れているような気がしました。
麺は若干角張った感じの並太ストレート。堅さ、コシも並といったところですが、スープがしっかり絡みついてきます。
具にチャーシュー、海苔、大ぶりのメンマ、刻みネギ。
スープ、麺、具とも平均以上だとは思うのですが、非常に残念なのはらーめんが丼の半分ちょっとしか入っておらず、麺はともかくスープがかなり少なく感じるところ。スープをケチるなら小口径で深い丼を使うとか、円錐形の丼を使うとかやりようがあると思うのですが、広口で浅めの丼でスープをケチってしまうと麺が全く泳がないんですな。麺へのスープの絡みがいいので、食べているうちにスープも減ってゆき、終始寂しさを抱えながら食べ進む羽目に。
メニューにはつけ麺が先に書いてありますが、らーめんにはあまり力を入れていないのかなぁ・・・
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