【閉店】麺処 三四郎@小川町 (2)
前回から1年以上間が空いてしまいましたが、2回目の往訪。平日夜に往訪。今回も店はがらがらで先客ゼロ、後客1。
前回はむらさき(しょうゆ)だったので、今回はまさら(カレー)に挑戦。特にトッピングやサイドメニューをつけたわけではないのに900円という価格設定にはクラクラします。夜間限定の「和えまさら」や限定メニュー「黒ごま味噌らーめん」が新たに加わっていました。
いつの間にか大盛無料サービスを始めたようで、食券を渡すや否や「大盛無料ですが、いかが致しましょうか?」と一言。学生街なのにバカ高いのが不振の主因だと思いますが、量のほうは学生街向けに妥協を図ったのでしょう。並で140g、大盛りでも210gなので大盛にしてもらいました。
前回はスタッフが3人いましたが、今回は2人に。
スープはかなりさらっとしていて、「大沢食堂」のカレーラーメンとは対照的。辛さは皆無で、とろ味もあまりなのでカレーラーメンというよりはスープカレーのほうがはるかに近いかな?
「30種類以上のスパイス以外に黒糖、ココナッツ、ココアパウダーなどを、オリジナルで調合」と能書きがご立派なんですが、良くも悪くも新奇性はなくて、ちょっと粉っぽいというか、ざらつきを感じるあたり「かなりお上品な日清カレーヌードル」といった感も・・・もっともそれはいかにカレーヌードルの完成度が高いかを証明しているようなものですが。表面に脂がそこそこ浮いていますが、脂っぽさ、くどさはさほど感じず。
麺は三河屋製麺の細麺ストレート。ややざらっとした食感で最初はわずかに堅いかなっと思ったのですが、食べ進むにつれて急速に柔らかくなってきました。スープがしっかり絡んできますが、このスープ相手ではちょっと弱いかな?
薄いチャーシューが数枚半ばスープに沈んでいました。そのまんまワインやウイスキーのつまみにしてもよさそうなスモーク風味で、カレーに浸けてその味わいを台無しにしてしまうのは少々もったいないくらい。
他に白髪ネギや細切りのメンマ。真ん中に黒々としたものが見えますが、「きゅうりのキューちゃん」に味わいがそっくりなんですな、これ。かなり挑戦的な具材ですが、別皿でいいんじゃ?
総じて悪くはありませんが、いかんせん高いのでファーストチョイスにはならないですね・・・
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