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2010.05.08

可以@神保町

 神保町A3ないしA4出口からすぐ。靖国通りから一本北へ入ったところにあるのでちょっと判りにくいかも。しかも店は小さなオフィスビルの奥まったところにあり、「麺」の行燈と「らーめん」の幟がなければ店の存在に気づかないかもしれません。

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 平日夜に往訪。先客ゼロでしたが、後から中国人風の6~7人の団体がやってきました。店が出来てからそんなに日が経っておらず、特段有名店というわけでもないはずですが、どこで聞いてくるのでしょうか(笑)? しかも案内人(?)が唯一英語ができるだけ。店にはメニューの写真がないのでスタッフは応対に苦労していました。

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 売り物の「味噌らあめん(800円)」を注文。他に「醤油らあめん」があり、かつそれぞれにつけ麺を用意。店内はL字型カウンター10席ちょっと。厨房内にはスタッフが2人。

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 背が高くで裾がすぼまった、やや小ぶりの丼で出てきました。

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 スープはかなりどろっとしています。とんこつ等動物系主体ながらもはっきりと甲殻系っぽい出汁が感じられ、しかもその中に結構な量の背脂が混入。味噌はかなり濃い目で、おまけに山椒が香ったかと思えば、ミンチ玉には生姜が仕込んであったりと、重厚感たっぷりのスープなんですが、なんか4番打者だらけというか、FWだらけというか、それぞれにインパクトが強すぎて旨味のバランスを損ねているような・・・

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 っちゅーか、軍拡競争ならぬ濃度競争みたいになってしまったらーめんは早晩行き詰まるだろうという常々思うんですが・・・ そっちの方向に何があるんだろうって?

 麺は平打ちっぽい並太麺で、やや堅めなこともあって若干ごわごわ、ばさばさっとした食感。丼の形状から容易に想像がつきますが、量が少ないのが難。スープのしょっぱさからすればご飯をつけることを前提にしているのかな? 麺に絡んでくるスープだけで十分しょっぱいので、スープは全残し。

 具は件のミンチ玉と、周辺を炙った薄目のチャーシュー、そして白髪ネギと刻みネギが少々。チャーシューはまともなスープに浸かっていたら美味しそうなんですが。

 個性の強いラーメンで、かなりしょっぱいながらも美味いことは美味いので一度食べる価値はありますが、体に悪いのは一目瞭然だし、割高でもあるので一度で十分かな?

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