舞鶴岩がき丼
(「西舞鶴へ」から続く)
ちょうど舞鶴で売り出し中の「岩がき丼」の季節だったので、試食してみました。
「舞鶴岩がき丼」は
・舞鶴産の岩がきと舞鶴かまぼこを使用すること
・舞鶴産の卵と万願寺甘とうを使用すること
・岩がきそのものが見えていること
の3条件を備えていればOKなので店によって差異があると思います。
入ったのは西舞鶴駅近くの「加寿美」。本来は出雲そばの店のようですが、「岩がき丼」や「肉じゃが」等舞鶴が売り出し中の料理にも積極的に取り組んでいるようです。
お吸い物と納豆汁が選べるとのことでしたので、納豆汁に。っちゅーか、関西圏なのに納豆汁を出す店があることにびっくり。
随分と広くて浅い丼で出てきました。納豆汁の他に別皿で万願寺甘とう(=京野菜)と漬物も。
うーん、どうなんでしょうねぇ・・・「岩がき丼」といっても実態は9割がた甘めの玉子丼。親子丼の鶏の代わりに岩がきの身が3個と細く切った舞鶴かまぼこがちょこちょこと入っているだけといっても過言は無いような・・・玉子丼と中途半端に火が通った岩がきとの相性も微妙・・・
広島の名物駅弁「かきめし」と比べると完成度が低く、しかもこれで1600円はちょっと・・・海鮮丼に岩かきが入っているようなものを勝手に想像していたのですが全く違いました。
考えてみれば蕎麦屋さんで出てくる丼物なのに海鮮丼タイプのわけがないですな。でも先客1、後客2とも岩がき丼を頼んでいましたから、舞鶴の岩がきのPRには成功しているのでしょう。
| 固定リンク