麺処 花田@池袋
池袋東口から徒歩5分強。サンシャイン60通りを進んで、マツモトキヨシ手前の交差点を右折。平日夕方に往訪。先客5、後客1。
隣もラーメン屋で庇の色が同じ、また共に正面がガラス張りなのでぱっと見だとひと繋がりの店のようにも見え、しかも「花田」の入口ややや奥まっているのでぼんやりしていると隣の店に入ってしまいそうになるので注意。
入口左の券売機で「味噌(790円)」を注文。メニューは「味噌」と「味噌つけめん」及び各種トッピングと大胆に絞込み。味の濃さ、油の量は調整可能。
店内はコの字型カウンター10席ちょっと。スタッフは市川海老蔵みたいな風貌の店主とアシスタントの2人体制。但し、アシスタントは玉ねぎを刻んだり、後片付けをしているだけで調理は専ら店主が担当。
麺を茹でている間に炒め物。炒め物の熱気と油の臭いがちょっと店内に。鉄鍋でもやしや玉ねぎ、キャベツなどを炒め、スープを入れてまた炒め。味噌を溶いてさらに炒め。注文を受けてから炒めはじめる上に、一度に2杯ずつしかできないので、混雑時にはかなり待たされそう。
深めの丼で出てきました。野菜の炒め物だけでも十分な気がしますが、その上に白髪ネギを乗せて、さらにラー油をひと回し。
スープはトロ味が強い濃厚タイプ。味噌は白味噌主体でほんのり甘めですが、それ以上に脂のこってり感が強めに出ています。濃すぎてスープを飲む気にはなりませんが、麺を絡める分には濃さ、しょっぱさが気にならない程度にまとまっています。
麺は三河屋製麺製の極太麺。断面が丸いタイプで緩い縮れ入り。このスープにはこれしかないという相性のよさ。但しもうちょっと固ゆでのほうが好み。
白髪ネギの下にチャーシューが一枚隠れていますが、柔らかくて崩れやすいようで、チャーシューを食べないうちにぐずぐずに崩れて濃厚スープの中に沈んでゆきました・・・
チャーシューに一考の余地がありますが、それ以外は満足できる出来。
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