【TV短感】イングランド 1-1 米国
・いいんだよ、グリーンだよ!に尽きますね、この試合は。正面に飛んできたミドルシュートを後逸ってなんやねん、それ(爆笑)
・優勝を狙うにはGKが弱い、弱いと言われ続けて、その懸念が現実のものになってしまうとは・・・ 歴史的にはイングランドはGKが優秀で、スペインはGKがダメだったはずですが、何時からその関係が逆転してしまったんでしょうか?
・イングランドはスローインからヘスキーのポスト→突っ込むジェラードで早々と先制。その後はアメリカにボールを支配されるも(といってもアメリカのボール回しは脅威でもなんでもなく、縦にスピードのある攻撃を仕掛けられるほうがよほどやばかったのですが)、カペッロ監督はやられ気味だった左SHミルキーを怪我でもないのに前半途中でW・フィリップスに代えて止血。これが奏功して、イングランドは内容こそイマイチながら順当に勝ち点3を得るだろうと思っていた矢先に飛び出したのがGKグリーンの大失態。
・後半のアメリカは早々と足が止まって中盤のプレスが効かなくなったせいもあってか、引き気味に構えてカウンター狙い。2トップが孤立して攻撃も単発になってしまいましたが、それでも快足FWがCBキャラガー(スタメンのCBキングをハーフタイムで代えましたが、怪我でしょうか?)を振り切り、シュートがポストを叩くビッグチャンスも。
・またアメリカの守備は相当に堅く、イングランドの決定機は後半へスキーが縦パス一本でGKと一対一になったのと、左サイドエリア内でW・フィリップスがどフリーになった2回だけ。しかもシュートはいずれもGK正面。際どいミドルシュートも何本かありましたが、いずれもアメリカのGKハワードが無難に処理。
・最後はクラウチ大作戦を試みるも、落としたところに誰もいない拙攻の連続で、アメリカが狙い通りに引き分け。
・イングランドも残りがアルジェリア、スロベニアと非常に楽な組み合わせなんで引き分けでも全く問題は無いんですが、あのGKとリオ・ファーディナンドを欠いてやや危なっかしい代役CBを見ると優勝は相当難しいんじゃ?
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