【閉店】麺処 おかじ@神保町
神保町駅から白山通りを北へ。「麺屋33」のある交差点よりも一本北側の路地を東へ入る。
目の前にこの界隈では有名なカレー屋「まんてん」が。平日夕に往訪。先客、後客ともゼロ。
小さな券売機で「鶏白湯らーめん(750円)」を注文。他に「清湯塩らーめん」「おかじらーめん」といったメニューも。
店内はL字型カウンター11席で、客席は割りとゆったり。厨房内にはオヤジが2名。一人が麺を茹でてスープを合わせ、もう一人が野菜を茹でていました。
広口で底が浅めの丼で出てきました。ラーメンには珍しく春菊が派手派手しく丼を飾っている他、まるでタンメンのようにもやしやキャベツ、ニンジン等の茹で野菜が麺の上にどっさり。
スープは鶏の旨味が濃厚すぎるくらいに染み出ています。かなりとろみがついているので、ラーメンのスープというよりは洋食屋のスープのようでもあり。
麺は並太の平打ち縮れ麺。やや堅めの茹で上がりでしたが、スープが濃い目なのでこれくらいが最適。
丸いチャーシューは厚みもそこそこありますが、ちょっと脂身が多いのと、このスープにはちょっと浮いた感じがしてイマイチ・・・ 春菊も彩を添えるにはちょっと多すぎじゃないかなぁ・・・
野菜類がどっさり乗っているせいもあって量はやや多めに感じました。最初はかなり気に入って二重丸だと思ったのですが、最後はちょっと単調な味わいに飽きが来てしまいました。茹で野菜のおかげで濃い目のスープが多少薄まって食べやすくなっているはずですが。
値段は都内のラーメン屋としては標準的で量もまずまずなので、目の前のカレー屋とは上手く住み分けができぞうなものですが、カレー屋はひっきりなしに客がやって来て常時満席近いのにこちらはガラガラっちゅーのは見ていてかなり辛い。近所の「三四郎」もそうですが、品は悪くないのに出店するところを間違えているような・・・
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