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2010.06.30

東舞鶴(下・完)

東舞鶴(上)から続く)

ユニバーサル造船前 10:34 (京都交通)  10:38 市役所前

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海軍記念館から東舞鶴市街地へ入って「赤れんが博物館」へ。1903年に旧舞鶴海軍兵器廠魚型水雷庫(=回りくどい表現ですが、要するに魚雷の倉庫)として建設されたものを転用した博物館ですが展示物に軍事色はほとんどなく、世界と日本のレンガ建造物をパネル紹介したものがほとんど。

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かつてれんが製造の主流を占めた「ホフマン窯」の内部を再現したコーナー。

これはわざわざ舞鶴まで行かなくても、深谷の「日本煉瓦製造」で日限定ながら一般公開しています。っちゅーか、そういう数少ないネタを観光資源化するのは下手なんだよなぁ、埼玉県は。

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赤れんが博物館とは少し離れた場所に「市政記念館」と「知恵蔵」。これら旧海軍の赤れんが倉庫を利用して作られたパブリックスペース。市政記念館2階の一部に舞鶴市の紹介コーナーがある他は市民向けの施設で観光客向けではありません。

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舞鶴には一般公開されていない赤れんが倉庫も多数あり、しかもそれらが平地が少ない狭い街に固まって建っているので観光資源には打ってつけなんですが、いかんせん軍港なんで周囲が寂しく、函館の倉庫群ように一大観光地になるにはまだまだこれからでしょうなぁ・・・

東舞鶴  (タクシー)   引揚記念館

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舞鶴といえば「岸壁の母」の舞台。引揚記念館が市街地の北外れに建っています。「ループバス」の乗り場を勘違いしてバスに乗りはぐれ、やむなくタクシーで。道すがら運転手があれこれ解説してくれるのでそれもまたよし。

記念館は小高い丘の上に建てられていて、引揚船の着く岸壁にあるわけではないんですな。

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引揚記念館の半分はシベリア抑留の解説に当てられていました。

「シベリア」と総称されてはいますが、実際はシベリアやモンゴルどころか遠く中央アジアへ抑留された方もいたようです。またドイツ兵捕虜も多数抑留されており、収容所での立ち振る舞いには両国のお国柄が色濃く出たとのこと。

興味深くはあっても明るい話なんて何一つありませんから、ここでは細かくは立ち入りません。

引揚記念館 13:26 (京都交通)  13:42 東舞鶴
東舞鶴 14:19 (340M クモハ223-5514) 14:47 綾部
綾部 15:53 (きのさき8号 クロハ183-805) 17:04 京都
京都 17:16 (のぞみ38号 786-10) 19:33 東京

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 京都は一大観光地なのにこれといった駅弁がありません。海のない京都で寿司というのも何ですが、荻の家の「あなご寿し(800円)」を購入。まぁ外れはなかろうと思って買ったのですが、押し寿司の両脇があまりにもスカスカ・・・ おまけに穴子も堅め。広島のそれには遠く及びませんが、800円で文句をいうなというところでしょうか?

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