【TV短感】南アフリカ 1-1 メキシコ
・前半はメキシコが優勢。軽快なパス回しにドリブルを絡めながら右サイドから何度かチャンスを作り、セットプレーを含めて2、3度決定機があったものの、これを決められず。南アの攻撃はカウンター中心。しかし結局のところサイドからアーリークロスを1トップに入れるだけでこれといったチャンスなし。
・南アのパレイラ監督は後半頭から左SBを入れ替え。これが奏功してメキシコの攻撃は停滞気味になったところで、ついに南アのカウンターが炸裂!!!
・カウンターの脅威に晒され続けるメキシコはすっかり腰が引けてしまい、縦へのボールをなかなか入れられず。敗色濃厚で「勝てないパスサッカー」の見本になってしまうかと思いましたが、セットプレーでなんとか同点に追いついて両者勝ち点1を分け合う格好に。南アは勝てた試合だったと思いますが、セットプレーの守備は前半から怪しげでしたからねぇ・・・
・終盤は縦へのスピードに優れる南アと、古典的なゲームメーカー然としたブランコを中心にゆったりとゲームを組み立てるメキシコとが非常に対照的で、第三者的には結構楽しめました。途中から出てきたブランコは体型といい、動きといい、「お前はOB戦要員か?」とツッコミたくなる要素満載でしたが、短時間なら良い仕事をします。捉えどころがなくて南アのDFも掴まえづらそうでしたし。
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