東舞鶴(上)
(「舞鶴岩がき丼」から続く)
西舞鶴 8:20 (京都交通) 8:35 自衛隊桟橋前
翌日はあいにくの雨。カンカン照りで動きたくなくなるよりはマシかと思いましたが、雨足もそれなりに強くて折りたたみ傘ではやや力不足。難儀な一日になってしまいました。
西舞鶴からバスで自衛隊桟橋へ。かまぼこ板の「手形」利用でバスは一日乗り放題。海上自衛隊の基地は西舞鶴と東舞鶴両市街の中間地点あたりに横長に広がっているので、雨の日はこうしたフリーきっぷが重宝します。
港内には「あたご」「みょうこう」「あぶくま」と護衛艦が泊まっていましたが、この日見学用に開放されたのは「あたご」の先の補給艦「ましゅう」。
しかも艦内の廊下を一巡りさせてもらっただけで、甲板には出られませんでしたから、しょーもないこと限りなし。雨なので船外に出られなかったのか、あるいはそもそも見学コースが極めて限定的なのかは判りませんが、呉での艦船見学と比べると甚だ残念でした。
もっとも2004年竣工の新鋭艦とはいえ武装が施されていませんから、甲板に出たところで大して面白くないかもしれませんが・・・
見学を早々に切り上げて総監部内の海軍記念館へ。元々海軍機関学校の講堂だった建物を利用して開館。海軍記念館といっても展示品は日露戦争が中心で太平洋戦争に割かれたスペースはさほど大きくありません。
呉の「大和ミュージアム」と比べるとささやかといって良いくらいですが、軍港としての規模・位置づけが桁違いだからなぁ・・・ 戦艦大和を作っていた呉海軍工廠と駆逐艦ばかり作っていた舞鶴海軍工廠の差といっていいかも。
NHKのドラマ「坂の上の雲」が山場に入ると、今は人影少ないこの記念館も観光客で賑わうでしょうから、見学は今のうちに。
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