仙台2010(1):仙台城
大宮 7:22 (はやて1号 E226-328) 8:37 仙台
先の山形戦がハプニングで仙台経由になってしまったため、仙台は久しぶりという感じが全くしないのがなんですが、ともかくも仙台到着。
仙台城には過去何回か行ったことがあり、本丸には「伊達政宗の銅像」以外何もないこともよくよく承知してはいますが、今回は本丸周辺の城郭を実見してみました
仙台駅から仙台城までは十分歩ける距離ですが、今回は市バスで移動して「博物館・国際センター前」で下車。
伊達政宗が築城した仙台城は本丸が青葉山に置かれた「山城」でしたが、平時には不便なので忠宗の代になって山の麓に二の丸、さらに時代が下って三の丸が作られました。仙台城二の丸は現在東北大学川内キャンパスに、三の丸は仙台市博物館になっています。
三の丸を固めるお堀代わりの沼。
仙台市博物館から本丸へと向う車道を少し登ったところに大手門脇櫓。かなり通行量が多いので撮影に気をとられていると事故にあいかねません。
大手門及び脇櫓は明治以降も仙台城に残った数少ない建造物でしたが、仙台空襲で焼失。1967年に脇櫓のみ外観復元されました。
仙台城は現存どころか復元された建造物もほとんどありませんが、北を固める高石垣は大藩らしい見事なもの。
久しぶりに仙台城に来て感心したのは、本丸へと向かう歩道が整備されていたこと。昔は狭い歩道を車に怯えながら山を登ったものでしたが。
坂を登りきったところに護国神社。西の丸に相当。
ようやく本丸に到着。といっても、売店や食事処、ガイダンス施設「仙台城見聞館」があるくらいで、大抵の観光客は伊達政宗の銅像を見て、仙台市街の眺望を楽しんで撤収でしょうなぁ・・・
同じ道を戻ってもつまらないので、帰りは搦め手にあたる巽門コースを通って博物館まで下ってみました。上写真は清水門跡。清水門の名は仙台藩の御用酒作りに用いられた清水がその脇にあったことにちなんだもの。
仙台市博物館横に伊達政宗の胸像があるのはあまり知られていないかも。
| 固定リンク