【閉店】北海道らーめん群山@御徒町
御徒町駅北口から春日通りを西へ。上野松坂屋のほぼ対面ですが春日通りには面しておらず、若干脇道に逸れたところに立地。外観といい、「北海道らーめん」というアバウトなカテゴライズといい、大手資本の系列臭がする店です。
券売機で「群山味噌(780円)」を注文。他にタンメンや醤油らーめん、味噌つけ麺、カレーつけ麺なども用意。
店内は奥行きがあり、L字型カウンター15席。水セルフ。先客2、後客1。
スタッフは3人いましたが、一人は中華鍋で炒め物、一人は麺茹で、そしてもう一人は専ら接客といった様子。中華鍋で野菜をスープと一緒に炒め合わせる札幌風のスタイルで、炒め物の脂の臭いがちょっと漂ってきますが、ドアを開け放ちにしていて換気が良いのでほとんど気にならず。
全般にスープがかなり甘ったるいのが難ですが、表面の脂が目立つほどにはやたら脂っぽくはなく、ベースとなる出汁もそれなりにしっかりしていてまずまず。
麺は小林製麺製。黄色くて味噌ラーメンにしてはやや細めの縮れ麺ですが、かなり堅めの茹で上がりで個人的には好み。その上にモヤシやキャベツ、玉ねぎ等の炒め物がどっさり乗っているのでそこそこ食べ応えがあります。
これだけ野菜があるのですから、あり合わせ感ありありの安っぽいメンマは不要でしょうし、これまた安っぽいチャーシューを1枚添えるくらいなら炒め物に挽き肉を加えたほうがいいのではないかと。
細かい難点はあるにせよ、この出来ならまずまずといっていいでしょう。少なくとも近隣で同じように味噌を売り物にしている「せいべえ」よりは、やたら脂臭くない分マシでしょうなぁ・・・
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