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2010.06.20

【本】社長・溝畑宏の天国と地獄(木村元彦著)

・溝畑氏がいなかったら大分トリニータは未だにJレベルどころか、JFLにすら到達していない可能性が高かったのは確か。大分をJ1にまで引き上げたどころか、タイトル獲得にまで漕ぎ着けた溝畑氏の手腕は実に見事。

・しかし、その強化プロセスは無理に無理を重ねたもので、全く経営の体をなしていない。しかも最初から最後まで溝畑氏の独走。Jリーグがマルハンの胸スポンサーを認めていれば短期的には破綻は免れていただろうが、こんなやり方では遅かれ早かれ「FC溝畑」は破綻する運命にあっただろう。

・この本で面白いのは、県政財界の支援がほとんど得られずに溝畑氏が独走せざるを得なかった原因の一つとして、ビッグアイなどハコモノを作りまくった平松前知事への批判について触れていること。端的に言えば、県政財界、あるいは少なからずの県民からは、溝畑氏が平松前知事の「落とし子」のように見られていたことに言及しているところにこの本の価値があると思う。

・総じて読み応え十分。

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