G大阪2010(2):唐招提寺
(G大阪2010(1)から続く)
クソ暑い中サイクリングロード伝いに唐招提寺へ。前回来た時は金堂の修復工事中だったので、今回はそのリベンジ。
南大門前は狭い道路にも関わらずタクシーを中心に車の通行がかなり多く、撮影にばかり気を取られているとちょっと危険。
2009年に「平成の大修理」を終えたばかりの金堂。奈良時代建立の寺院金堂としては現存唯一のもの。堂内には中央に本尊・廬舎那仏坐像、向って右に薬師如来立像、左に千手観音立像などを安置。もっとも人出が多くて、しかも酷暑っちゅーのは仏像拝観には全く不向きですわ・・・
金堂の見所である8本の円柱。
金堂の背後に講堂。平城宮の東朝集殿を移築・改造したものですが、鎌倉時代に改造を受けているとのこと。堂内には本尊弥勒如来坐像と、持国天、増長天立像を安置
鼓楼。現在は鑑真和上が唐から請来した仏舎利を奉安しているため「舎利殿」とも呼ばれています。 大ぶりな金堂や講堂に挟まれた格好で目立ちませんが、その軽快さが個人的には気に入っています。唐招提寺の一大行事「うちわまき」はこの建物の楼上から縁起物のうちわが撒かれるもの。
なお東京駅構内で「鑑真和上像」を全面に出したポスター(JR東海?)をよく見かけますが、あの像は公開時期が限られるのでほとんど詐欺やないかといつも思うんですが・・・
| 固定リンク