【閉店】韲そば うちやまくん@大山
東武東上線大山駅南口から徒歩2分。「ほんまや」の跡に入店。日曜昼に往訪。先客ゼロ、後客2。「韲」って全く見たことがない漢字ですが「あえそば」と読みます。「和え」とは書かない拘りがどこにあるのでしょう?
メニューはあえそば一本ながら醤油味と塩味が選べます。値段はたった500円。おまけにランチタイムにはサービスでライスかデザートを付けてくれます。
券売機は「ほんまや」時代と同じく入口を入って左奥にあり、「醤油味」を選択。おまけはライスをつけてもらいました。
店内はL字型カウンター9席のみで「ほんまや」の居抜きですが、ポスターや貼り紙の類を一掃したためか随分とすっきりし、新店っぽい清潔感に溢れています。厨房内にはオヤジが一人だけ。接客は丁寧ですが、まだ慣れていないのか小声で何を言っているのか聞きづらいのが難。
麺茹でにかなり時間がかかってようやく登場。混ぜる前でも焦げ目つきのチャーシューとメンマがやたら目だってビジュアルはかなり渋め。麺と具を混ぜまくり、底のタレを十分に麺に馴染ませてとりあえず一口、二口食べてみました。
これだけでも美味しく食べられなくは無いのですが、ちょっと味がほやけているような感じがしたので、ラー油と辛味噌(?)、それに白ごまを少々加えてピリ辛に仕上げてみました。ちょっとラー油を入れすぎて油そばみたいになってしまいましたが(苦笑)。
「菅野製麺所」製の麺はやわやわの茹で上がり。もっちりとしたまるでうどんみたいな食感で、個人的には苦手ですが、ご飯のおかず代わりに食べる分にはそれほど問題ありません。なおご飯に味噌が添えられて出てくるのは謎でした。
500円という値段からすれば破格の出来だと思いますが、年齢層の高そうな大山商店街で一般には馴染みの薄い「あえそば」という形態が受け入れられるのか、そもそも論的な心配が・・・
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