【観戦記】10年第8節:浦和L 1-2 東電
前半早い時間帯にCKで先制したものの、その後は時間の経過と共に攻め手を失い、後半庭田→荒川のビッグチャンスを外した後の攻撃陣はほぼ沈黙。
それでも浦和の普段の守備陣の出来をもってすれば逃げ切れそうなものですが、前半終了間際に熊谷の凡ミスで同点に追いつかれたのがケチの付き始めで、後半はCKからファーで相手をフリーにしてしまって逆転負け。東電は前半専ら体力温存で後半に勝負を仕掛けてきた風だったので、浦和が一方的に攻めてはいたものの試合そのものは東電のゲームプラン通りに。
前節に続いて見所の非常に少ない試合で結果も出ず、しかも試合終了間際には豪雨に見舞われて帰りはずぶ濡れと最悪の形で週末が終ってしまいました。
北本---荒川---堂園
-----庭田-----
---柳田--窪田---
竹山-矢野--熊谷-土橋
-----山郷-----
64分:堂園→岩倉
76分:窪田→藤田
84分:庭田→後藤
得点者:7分柳田
45+1分 宮本、79分 下小鶴
スタメンは前節から左SBを森本→竹山に入れ替えたのみ。森本はベンチにも入らず売店係を務めていましたから怪我なんでしょうか?
フォーメーションは前節同様(両SHが高い位置を取っている時間帯が長かったので4-2-3-1ではなく、4-2-1-3と表記したほうが妥当かな?)。柳田と窪田の位置を入れ替えたのが目立った他、竹山をSBに起用したため前節よりは左サイドの攻撃が活発になり、前半は竹山のクロスに荒川と堂園の2枚が飛び込む形が散見されました。
その形が出来ている分前節よりマシかなと思いましたがそれも前半まで。後半は竹山が疲れてしまったのか、その形も作れなくなってぐだぐだ模様。シュート数こそ多いのですが、DF陣を崩し切れずにミドルシュートを放ったのが相当数あったような・・・試みは良いのですが、女子のキック力だとよほど良いコースに飛ばないとなかなか入りませんね。
土橋のサイド攻撃が全く見られなくなったのは前節と同じ。右サイドからのクロスが来ないとなると、左サイドから仕掛けられるわけでもない北本を左WG/SHに置いておく意味は全くないような・・・
守備に多くを期待できず、パスセンスに乏しく、かといって積極的に前線に飛び出してゆくわけでもない窪田をボランチに据える意義も相変わらずさっぱり判らんですし・・・守備で大ボロを出していないのがせめてもの救いですが。
手詰まり状態に陥ってから岩倉を用意していたのが見えたので、竹山か北本に代えて左サイドを再活性化させるのだろうと思ったのですが、代えたのはなんと堂園。右サイドはコンビネーションも何もない状態なのに単独で突破する能力に乏しい岩倉を入れてもどうしようもないでしょうに・・・で、案の定右サイドは死んだまま。左サイドからたまにクロスが入っても中でDFと競り合うのが岩倉ではかなりしんどい・・・
総じてやることなすことまるでダメ。前節危惧したように「謎の大手術」は大失敗に終ってしまいました。またリーグ戦はしばらく中断しますが、どうするんでしょうね、これ。カップ戦で立て直そうにもU-20W杯で若手がごっそりいなくなるんだよなぁ(´・ω・‘) ショボーン
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