湯麺 破天荒@板橋区役所前
都営三田線板橋区役所前駅と新板橋駅のほぼ中間。中仙道沿い&板橋郵便局の東隣。土曜昼に往訪。先客、後客ともゼロ。
屋号に「湯麺」が付いており、メニューにも醤油・塩・味噌といった湯麺がちゃんとあります。しかし、店外には「四川担々麺」と大書してあり、メニューの先頭も「辛み麺」と称する担々麺の類が続々。
かなり暑くなってきたので標準メニューの他に用意されている坦々つけ麺、冷し担々麺あたりにも心惹かれましたが、標準メニューにある「汁のない担々麺(800円)」を注文。サービスで小ライスを付けてくれました。
店内はカウンター8席とテーブル2卓。厨房内にいらっしゃるのは年かさのオヤジとその息子夫婦といったところでしょうか? 店内は外観から想像できる通り、昔ながらの街の中華料理屋然。
随分と深い、小さなバケツみたいな丼で出てきました。
黒胡麻がたっぷりとかかっているため、ビジュアルに甚だ難があるのは否めません。麺の上には辛味噌とモヤシ、キャベツ。
天地をひっくり返してみました。麺は細めかつ柔らか目で水分が多く、ねっとりもっちりとお互いが絡み合い、しかもびろーんとゴムのように延びるタイプ。フライパンで作る袋麺の「日清やきそば」に似ていて正直ちょっと苦手。
「四川」の看板を掲げていたのでかなり辛いものと思い込んでいたのですが、実際はピリ辛程度で、胡麻を多用しているせいかむしろ甘味が強め。それ以前に味が濃すぎ。従って単体で食べるのはちょっとしんどいだろうと思いましたが、べちょっとした麺も、濃い目の味付けもご飯のおかずにはぴったりで、結果的には美味しく食べられました。
涼しくなってから普通の担々麺で再訪します。
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