"SPORTS FOR PEACE"に対するそこはかとない違和感
「SPORTS FOR PEACE!」プロジェクトを開始(浦和公式)
今年5月に発生した宮城スタジアムでのトラブルを受け、クラブとしてファン・サポーターのマナーアップに努めていることを何らかの形で示さないといけないので、このようなプロジェクトが立ち上がったものと思われます。その趣旨自体は至極真っ当ですし、クラブが「ファン・サポーターの自主性を重んじる」従前からのポリシーと折り合いをつけようと苦心されている様子も文面から窺えます。
しかし、この件にわざわざ国連を持ち出す必要があったのでしょうか?
しかも往々にして政治的な意味合いが込められる「PEACE」というタームをプロジェクト名に冠するとは・・・(国連も当然ながら政治的な存在なんですが、それはさておき)
やろうとしていることは間違っていないが、その結果にはそこはかとない違和感。
今となっては「国連の友」に浦和バブルの余韻としか思えない「やっちまった感」ありありだというのが本件の違和感の根源にあるのかもしれませんが。
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