G大阪2010(4):平城京跡
(G大阪2010(3)から続く)
西ノ京 14:44 (近鉄 1345) 14:47 大和西大寺
西ノ京でゆっくりしすぎたっちゅーか、暑くて動きが鈍かったっちゅーか、とにかく平城遷都1300年祭のメイン会場「平城宮跡」最寄りの大和西大寺駅に着いたのは15時頃。早速南口のシャトルバス乗り場へ向かいましたが、こんな時間から平城宮跡に出かける人は少ないようでシャトルバスに並ぶ人もわずか。
ところが、そのシャトルバスが渋滞に嵌ったようでなかなか来ないんですな、これが(´・ω・`) ショボーン 駅から歩いたほうが早かったかも。
メイン会場といっても、万博みたいにあちこちにパビリオンが建っているわけではなく、むしろその真逆。平城宮を象徴する大極殿と朱雀門を復元した他は平城京歴史館など若干の施設があるくらい。昼間は広大な敷地を利用して屋外でイベントをやっているようですが、夕方近くにやってくるとなーーんもやってまへん(´・ω・`) ショボーン
とりあえずバスターミナルに近い平城京歴史館を見学。その脇にあるのが遣唐使船の復元展示。よく知られているように平底の遣唐使船は外洋航海向きとは言えず、しょっちゅう難破・漂流していますが、復元船を見ると構造上の問題以前に酷く小さいんですな。全長わずか約30m。歴史館を見学した後に遣唐使船内に入れますが、甲板はあっという間に人だらけ。
歴史館は有料(500円)。入館前に係員に「有料ですがよろしいでしょうか?」と念を押されるのは関西ならでは? 入る寸前になって「ただちゃーうんか、ワレ!」と騒ぎ出す人がやたら多かったりしてな(苦笑)
歴史館といっても平城京や遣唐使の歴史をシアターで紹介するだけ。シアターの出来自体は悪くないんですが収容人数に限りがあるのが難。昼間は整理券を配っているようですが、わざわざそんなもんもらってから見に行くほどのものかどうか・・・ 遅い時間帯だと整理券なしで見られます。またシアターを一通り見ないと先に進めず、途中で飽きても外へ出られないっちゅーのは困ったもの。
歴史館で1時間ほど過ごした後、朱雀門へ向かったのですが、門の直前で突然の豪雨。なんとか朱雀門に駆け込んでズブ濡れは免れましたが、そこで完全に足止めを食らってしまいました。雷も鳴りだして、朱雀門で17時に行われる予定だった衛士による閉門の儀式(?)も中止。
平城宮跡を横切るように走る近鉄電車を眺めているうちに、豪雨も止んで綺麗な虹が二重、三重に。
当然ながら平城宮跡の最南端にある朱雀門から、北側にある大極殿へ赴く時間なんてなくなってしまい、近鉄の踏切を渡って遠望するだけに。まぁわざわざリベンジしにゆくようなもんでもないから、別にええけど。
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