G大阪2010(6):法隆寺
(G大阪2010(5)から続く)
単なる観光案内と化している今回の「ごらんアウェー」ですがもうちょっと続きます。
このくそ暑い時期に奈良の超有名観光地を巡っていて唯一いいなと思ったのは修学旅行生がいないこと。もっとも最近は学校単位で一斉に回るんじゃなくて、小グループを組んでバラバラに動くのも多いみたいだけど。
上写真は南大門。
こちらは東大門。法起寺からの帰りなので、南大門ではなくこちらから境内へ。
法隆寺は金堂や五重塔等がある西院伽藍と、夢殿等がある東院伽藍に分かれており、東大門はそのほぼ中間に位置。西院伽藍までは陽射しを遮るものがほとんどなく、全くの修行状態。
ようやく中門に到着。金堂や五重塔と共に飛鳥時代から残る国宝。正面柱間が4間で、門のど真ん中に柱があるのが最大の特徴。保存のためか観光客はこの門を潜ることなく、門の左脇から伽藍内へ。
五重塔。木造塔としては世界最古。高さはさほどのことはなくて薬師寺東塔にも及ばず、東京・池上本門寺の五重塔と大差ありません。屋根が上に行くに従って急激に小さくなるためか、どっしりとした印象を受けます。
金堂。釈迦三尊像他、国宝級の仏像がずらずらと並んでいますが、この辺りは頭がクラクラしてよー覚えてへんねん(´・ω・`)ショボーン
中門に観光客を集めて係員が解説。相手が多く、しかも屋外というハンデはありますが、淡々と寺の歴史や建物、仏像等を解説するだけでかなり退屈だったので最後まで聞かずに離脱。オヤジギャグを交えながら聞く者を惹きつける薬師寺との差は歴然。
玉虫厨子など貴重な宝物・仏像が収納されている「大宝蔵院」でしばし涼んだ後、東院伽藍に回って夢殿。1万円札の顔が聖徳太子だった頃は、夢殿が透かし刷りされていたので超有名だったんですが、そんなことを知っている人もどんどんいなくなって行くんだよなぁ・・・(´・ω・`)ショボーン
中宮寺。今でこそ法隆寺に隣接していますが、創建当時(=法隆寺と同じく7世紀前半と推定)は400mほど東方にあったとのこと。「菩薩半跏像」があまりにも有名ですが、案外ここまで足を伸ばす人は少なく、クソ暑い中ではありますが仏像を前にしばしマッタリ。
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