【閉店】豚野郎@蕨
蕨駅東口から徒歩1,2分。「ザ・プライス(元イトーヨーカドー)」から駐車場を挟んだ向かいにあり、もともとは「ばば」のあったところ。土曜昼に往訪。先客ゼロ、後客3。「二郎パクリ系」を連想させる屋号ですが実際は豚骨らーめんが売りものの店で、戸田や浦和に店を出している「八頭龍」と関係があるらしい。
とりあえず基本の「豚骨らーめん(680円)」を注文。他に「豚骨魚介」や「つけ麺」などを用意。券売機はなく、水(麦茶でしたが)もセルフ。店内は「ばば」の居抜きと思われ、L字型カウンター10席程度。厨房奥(といっても表から見える位置ですが)に製麺機が置いてありました。スタッフはラーメンづくり、製麺、アシスタントの3人。
無化調らしいのですが、カウンターには堂々と「味の素」と記した粉が置いてあります(爆笑)。
スープはクリーミーかつ臭みのないマイルドなとんこつですが旨味はしっかり出ています。これなら化調を入れないといけないような物足りなさなんて全く感じません。黒くみえるのは香味油?
麺はこの手のラーメンには珍しいことにやや太め。もっちりとした食感で若干柔らか目ですが、スープとの相性・絡みはいたって良好。
但し残念ながらやや量が少なめ。そこで1玉無料サービスだった替玉を追加。こちらは細麺で提供されるとのことで「堅め」で頼んだのですが(最初は麺の堅さは聞かれませんでしたが、替玉は聞いてきました)、なぜか出来上がりは柔々・・・ 水切りもイマイチなのかスープが急激に薄まってしまって、最初の一杯の高評価をぶち壊す格好に。
カウンターに置いてあった高菜と、なぜか土鍋入りで提供される特製薬味で誤魔化しながら完食。麺の完成度やオペレーションにおいて細麺は遠く太麺に及ばず、それがこの店がデフォルトでは太麺を採用している唯一無二の理由なのかも・・・
チャーシューはそこそこ厚みがあるものの、冷えて堅くなっていたのは残念。他にメンマ、刻みネギ。
太麺とスープは結構気に入ったので「つけ麺」で再訪してみます。
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