【展望】10年第21節鹿島戦
・湘南に快勝して久しぶりに明るい一週間を過ごさせていただきましたが、もともと日程が浦和有利だった上に、相手の状態も相当アレだったのが幸いしたのも否めないところで、浦和が本格的に復調したかどうかを判断する上ではホーム鹿島戦が重要なのは衆目が一致するところ。久しぶりに大入りの埼スタで良いところを見せて欲しいものです(そうでないと、もう最終節まで観客は戻らないでしょう・・・)
・鹿島は中断期間中にイ・ジョンスと内田が海外に移籍してしまいましたが、その穴を埋めずに控えだった伊野波とジウトンを起用して凌いでいます。また本山が大けがから戻ってきて途中投入されるパターンが定着していますが、その代わりに前半出ていた遠藤が出場機会を失っています。
・FWマルキーニョスは負傷欠場中で、代わりに大迫がスタメン出場中。
・またMFフェリペガブリエルと中田が小破したため本山、青木がスタメンに入る可能性も。
・足元2分2敗。FC東京戦、G大阪戦と終盤に追いつかれるという普段の鹿島ではありえない展開で勝ち点を落としていますが、調子の上がらない時期でもしぶとく勝ち点1を得ているのが鹿島の鹿島たるゆえんで、そこが簡単に土俵を割ってしまう浦和との差でもあり・・・
・浦和は湘南戦で今年一番の活躍を見せたセルが警告累積で出場停止(ほとんどが後半からの出場なのにレギュラー組よりも出場停止が早いとは・・・)の他、阿部が渡英中で出場不可能。今後阿部抜きで闘う可能性が高いだけに、フィンケがポスト阿部をどう考えているのかが見物です。
・頭数だけはやたら多いように見えた2列目も達也が故障、直輝・梅崎も依然復帰の話は聞かれず、セルは出場停止とあって使える面子は案外おらず。従って柏木を一列下げる策は取りづらく、堀之内がスタメンで出るのではないかと思いますが、木曜日の非公開練習では暢久がボランチに入っていたとの話も・・・
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<前節:鹿島 0-1 C大阪>
---大迫--興梠---
フェリペ--------野沢
---青木-小笠原---
宮崎-伊野-岩政-新井場
-----曽ヶ端----
65分:フェリペ→本山
65分:大迫→佐々木
79分:青木→遠藤
・マルキーニョスが故障欠場。中田、ジウトンが出場停止。
・日程上は中2日かつ遠征となったC大阪より有利だったにも関わらず、後半走り負けて失点。
・もっとも角度のないところから正面へ放たれたシュートをゴールマウス内に弾いてしまったGK曽ヶ端の大失態が勝敗を分けたようでもあり・・・
---興梠--マルキ--
フェリペ--------野沢
---中田-小笠原---
新井場-伊野-岩政-内田
-----曽ヶ端----
79分:フェリペ→遠藤
88分:新井場→ジウトン
90分:マルキーニョス→大迫
得点:5分 興梠、86分 マルキーニョス
・昨年と全く同じスコアで敗れた開幕戦。ただでさえ難しい相手に早い時間帯に先制を許してしまうともういけません。その後はボールは支配するもののこれといった決定機が作れないおなじみの展開。後半は運動量が落ち、しかもなぜか坪井を下げてしまう迷采配も手伝って、終盤にダメ押し点を取られる「被横綱相撲」でした(´・ω・`) ショボーン
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