らーめん雅ノ屋@本郷三丁目
本郷三丁目駅から本郷通り沿いに南へ。といっても「田村屋」や「栄児家庭料理」のある本郷2丁目交差点を越えてさらに南へ歩くのでかなり遠く感じます。御茶ノ水駅からも徒歩圏。
平日夕方の往訪。先客、後客ともゼロ。券売機はなく、口頭で「醤油らーめん(650円)」を注文。大盛り無料。デフォルトでは量が少なめと聞いていたので大盛りにしてもらいました。他に「塩らーめん」や「冷しらーめん」も。
店内はコの字型カウンターのみ14席で割りにゆったりとした造り。厨房は店奥にあって様子は窺えませんでしたが、オヤジ2人で頑張っていました。
スープの表面には背脂が少々浮いている上に、脂の層がテカテカと光っています。卓上の能書きには「煮干しの出汁と鶏がらスープに背脂を加えて、こってりタイプに仕上げました」とありますが、煮干しよりもむしろ鶏がらが強めに出ており、人によって好き嫌いが分かれる煮干しを控えめにすることで万人受けを狙っているような感じがしました。
かえしの酸味も少々。脂がテカテカする割にはこってり感はさほどでもなく、ぐいぐいと食べられるのは不思議なもの。
海苔の上に魚粉が載っていて、後半ちびちびと崩しながら食べてみましたが、魚粉の量が少ないためか大勢に影響なし。
麺は平打ちの並太麺。つるつるとした食感ながらコシもまずまずで、麺単体としては結構好きなタイプですが、スープとの絡みはイマイチで相性は微妙。塩らーめんは細麺を採用しているようですが、細麺でも一向に差しつかえないような・・・
具は薄いバラ肉チャーシューが3枚と細いメンマ、かいわれ大根。
麺とスープの相性にちょっと疑問を感じましたが、650円でこの出来なら満足でしょう。
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